妹 ページ7
なんだか変な感覚に目が覚めた。
見慣れない…天井…
いつもと違う…寝心地。
えぇっと…今日って何曜日だっけ…??
ーﾊｯ!!
今日、妹が家に来る日じゃん！
全く準備出来ていないことに気づいて慌てて飛び起きた。
ーｸﾞﾜｰﾝｯ
頭の中で除夜の鐘がなるような物凄い痛みと吐き気に目の前が眩む。
そうだった…昨日やけ酒したんだった…
ぼんやりとした頭のまま起きると見慣れない景色が目の前にあった。
隣に…誰もいないベッドがもうひとつ…
なんだかお部屋が広くなったみたいで…
まるでフランスの部屋にいるみたい…
全体的に白い部屋に朝日が差し込んで眩しい。
素敵なダイニングテーブルと…ソファー…
どこ…??ここ…
わたしは、狐につままれた気分でフラフラと部屋を歩き回った。
｢ひぇっ…高っ!!｣
窓の外をみて思わず声が出た。
どうみたってビルか何かの高層部。。。
え。。。
どういうことなの!?
一気に目が覚めて部屋中を見て回る。
もしかして…誘拐されたとか？
いや、もしそうならこんなご立派な素敵な所には連れてこられないはず。
じゃあ、なぜ？
ここはどこ？
急に不安になって心拍数が上がって手が震える。
窓辺のテーブルの上に一冊のファイルを見つけた。
ー東帝プリンスホテルー
ホテル…？
わたしは、慌ててスマホを取り出しマップアプリを立ち上げ現在地を調べる。
ー東帝プリンスホテルー
画面に赤いピンが立っていて…そこもやっぱりその文字を映し出していた。
｢全く…記憶が無い…｣
訳が分からず途方に暮れる。
ーﾌﾞﾙﾙﾙﾙｯ ﾌﾞﾙﾙﾙﾙｯ
いきなりスマホが震えて驚きながら画面を見ると
《あかね》の文字。
妹だ。
｢もしも…｣
｢もぉ!!!!お姉ちゃん!?何回電話したと思ってんの!?今どこ!?｣
うぅ。。。頭に響く。。
｢あ、茜？ごめんね。あの…ちょっとトラブってて…あの…もう少ししたら帰るから待っててもらえる？｣
なんと説明していいものか分からずしどろもどろになる。
｢んもぉっ。分かったよ。心配するから連絡くらいちょうだい!!
じゃあ、家の近くのファミレス入ってるからね！奢ってよ!?｣
｢うん。ごめ…」
ーﾌﾞﾁｯ
ホテルならとりあえずフロントの人に聞けば何か教えて貰えるだろう。
と他人任せな決断をくだし、とりあえず帰ることにした。
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ヨンウン ケイナ(プロフ) - 東方神起の５人がとても楽しそうにしている様子がよく伝わってきますね。 欧米人と英会話が出きるユチョン、主人公のことを思い続けるジェジュンがとてもすてきだと思いました。 今度私の作品も読んでみてください。 (2020年5月27日 23時) (携帯から) (
レス) id: c15f7ff4e1 (このIDを非表示/違反報告)
愛(プロフ) - ヨンウン ケイナさん» ヨンウン ケイナさん、優しいコメントをありがとうございます！東方神起の5人がいまでも仲良くしてくれていることを願っています…。これからも優しくて素敵なジェジュンを描いていけるように頑張ります。これからもよろしくお願い致します。 (2020年5月22日 12時) (レス) id: 9e86013784 (このIDを非表示/違反報告)
ヨンウン ケイナ(プロフ) - 東方神起のメンバー５人が現実でも頻繁に会って仲良くしていたらうれしいですね。 ストーリーを読んでいて主人公が一般の人だと知りながらも主人公を思いやるジェジュンはとても優しくてすてきな人だと思いました。 これからも作品作成頑張ってください。 (2020年5月22日 12時) (携帯から) (レス) id: c15f7ff4e1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：愛 | 作成日時：2020年5月19日 21時
