仲間-JJ ページ15
ここ最近の年越しと言えば、韓国の実家で過ごしている。
でも、今年は日本で年越しをすることになった。
大晦日の今日、俺は念願だった邦画の撮影に臨んでいた。
｢はいカーット!!｣
監督の声が真っ青な空に響き渡る。
｢お疲れ様でした〜｣
スタッフの掛け声と共に今日の撮影は終了。
｢ジェジュン、ユノたち待ってるぞ。｣
マネが道路の傍に停車している車を指さして言う。
分かった。と言うと俺は帰る支度をし、スタッフに見送られながら撮影現場を後にする。
数ヶ月前、俺が日本で年越しするということをメンバーに伝えたら、ならば久々に東方神起5人みんなで年越ししようということになった。
そして、せっかく日本で年越しするならみんなで旅行しようと言う事になり、撮影地の近くに宿をとった。
そして、今日は宿の近くをちょっと観光することになっている。
黒色のバンのドアを開けるとメンバーがお疲れ様〜と迎えてくれた。
｢撮影どうだった？｣
ユチョンが、席をずって隣りに座れとイスをポンポンと叩きながら言う。
｢楽しかったよ。スタッフさんたちもみんな優しいし、監督もとってもいい人だから。｣
俺は、カバンから電子タバコを取り出すと、タバコを吸わないチャンミンとジュンスに断りを入れて火をつける。
｢じゃあ、とりあえず…近くの神社が有名らしいからそこに行くね。｣
ハンドルを握るユノの言葉にジュンスは
｢年越し旅行のはじまりはじまりぃ!!｣
と大きな声で答える。
数ヶ月前に皆で集まってお酒を飲んだというのに、何年も会ってなかったように感じた。
幼なじみのようであり、兄弟のようでもある彼らは、俺にとっての大切な存在。
気を使うわけではないのに、全員がそれぞれとの距離感をわきまえている。
車の中のメンバーは、デビュー当時の頃のメンバーと何も変わってないように感じた。
・
｢着いたぁ!!｣
ジュンスが、キラキラとした目で鳥居を見上げる。
神社は本当に有名だったようで、多くの人で賑わっていた。
鳥居から境内までの間には屋台が並び、まるで夏祭りのようだった。
日が傾き掛けた空にすーっと飛行機雲が出来ていた。
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ヨンウン ケイナ(プロフ) - 東方神起の５人がとても楽しそうにしている様子がよく伝わってきますね。 欧米人と英会話が出きるユチョン、主人公のことを思い続けるジェジュンがとてもすてきだと思いました。 今度私の作品も読んでみてください。 (2020年5月27日 23時) (携帯から) (
レス) id: c15f7ff4e1 (このIDを非表示/違反報告)
愛(プロフ) - ヨンウン ケイナさん» ヨンウン ケイナさん、優しいコメントをありがとうございます！東方神起の5人がいまでも仲良くしてくれていることを願っています…。これからも優しくて素敵なジェジュンを描いていけるように頑張ります。これからもよろしくお願い致します。 (2020年5月22日 12時) (レス) id: 9e86013784 (このIDを非表示/違反報告)
ヨンウン ケイナ(プロフ) - 東方神起のメンバー５人が現実でも頻繁に会って仲良くしていたらうれしいですね。 ストーリーを読んでいて主人公が一般の人だと知りながらも主人公を思いやるジェジュンはとても優しくてすてきな人だと思いました。 これからも作品作成頑張ってください。 (2020年5月22日 12時) (携帯から) (レス) id: c15f7ff4e1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：愛 | 作成日時：2020年5月19日 21時
