願掛け ページ14
着いた神社はかなり人気のスポットらしく人でごった返していた。
駐車場から鳥居までの道には出店が並び、どこか懐かしい風景が広がっていた。
3人で懐かしのりんご飴を食べようという話になり、りんご飴をペロペロ舐めながらどうでもいいような話をして歩く。
｢なんだかさ、修学旅行思い出さない？｣
美咲は目をキラキラさせてそう言うと幸せだな…と呟いた。
修学旅行か…
なんだかわかる気がする。
大人になるとワクワクすることって気がつけば減ってる…
だけど、今は違った。
こんなにワクワクして目一杯に羽を伸ばしてる感じ…いつぶりだっけ。
りんご飴が溶けて無くなる頃に、境内に着いた。
｢とりあえずさ、お参りして恋愛成就の願掛けしようよ！｣
茜はそういうと急かすように私と美咲の腕を掴み歩き出す。
境内には重々しい雰囲気と裏腹に人の賑やかな声で溢れていた。
賽銭を投げ込むと手を合わせてお参りする。
『茜がこれからもずっと幸せでいられますように…あと、わたしと美咲とみんなの家族がずっと元気でいられますように。』
お参りを終えて恋愛成就の所に行くと、絵馬を買い描くことになった。
絵馬を書いていると茜がいたずら顔でこちらを観てくる。
｢お姉ちゃんさ、あのジェジュンって人と結ばれますように〜とか書け…｣
｢もぉ！その話しはしないでよね。恥ずかしいんだから！｣
慌てて茜の言葉を遮ったが遅かった…
｢え、なになに？｣
美咲が茜の言葉に食いついた…
それからはきっとわたしの人生の汚点と言える泥酔と勘違いの話して盛り上がった。
まぁ、今となって少しは笑えるようにはなったけど…恥ずかしかった。
まぁ、美咲に笑ってもらえるならいいかな…
それから無事に恋愛成就の願掛けをして少し神社の敷地を見て回ったあと、旅館に戻ることになった。
段々と日が陰り初めているのに、まだ駐車場には沢山の車が止まっていた。
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ヨンウン ケイナ(プロフ) - 東方神起の５人がとても楽しそうにしている様子がよく伝わってきますね。 欧米人と英会話が出きるユチョン、主人公のことを思い続けるジェジュンがとてもすてきだと思いました。 今度私の作品も読んでみてください。 (2020年5月27日 23時) (携帯から) (
レス) id: c15f7ff4e1 (このIDを非表示/違反報告)
愛(プロフ) - ヨンウン ケイナさん» ヨンウン ケイナさん、優しいコメントをありがとうございます！東方神起の5人がいまでも仲良くしてくれていることを願っています…。これからも優しくて素敵なジェジュンを描いていけるように頑張ります。これからもよろしくお願い致します。 (2020年5月22日 12時) (レス) id: 9e86013784 (このIDを非表示/違反報告)
ヨンウン ケイナ(プロフ) - 東方神起のメンバー５人が現実でも頻繁に会って仲良くしていたらうれしいですね。 ストーリーを読んでいて主人公が一般の人だと知りながらも主人公を思いやるジェジュンはとても優しくてすてきな人だと思いました。 これからも作品作成頑張ってください。 (2020年5月22日 12時) (携帯から) (レス) id: c15f7ff4e1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：愛 | 作成日時：2020年5月19日 21時
