女子旅行 ページ13
｢ついたぁ〜!!｣
綺麗な青い冬空に茜の声が吸い込まれてく。
都内から車で1時間。
たったそれだけなのに随分遠くまで来た感覚になる。
美咲の提案ですぐに年越し熱海温泉旅行が決まった。
せっかくの女子旅行なんだし、ちょっと奮発していい旅館に泊まろうよと言うことになり
今、わたしは風情漂う旅館の前に立っている。
｢この旅館調べたら創業1800年代なんだってよ。｣
茜はそういうと大きな旅館の門を見上げた。
まるで有名な寺のような門。
重々しくて歴史を感じるもの。
｢門ばっか見てないで行こうよ。｣
美咲は門から旅館へと続く石畳を歩きながら早くこっちこっちと手招きしている。
美咲の声に慌てて門をくぐると、よく手入れされた日本庭園が広がっていた。
和って心が洗われる気がする…
わたしは、もう一度だけ門を振り返った。
｢こちらでございます。｣
仲居さんに案内されて着いた部屋は
旅館の建物から少し離れて建てられた小さな離れ。
玄関の扉の横に『紫陽花』という札がかかっている。
｢こちらはお部屋の中に露天風呂がございますので一日のうちいつでも、お好きな時に温泉を楽しんで頂けます。
もちろん、本館の大浴場もお楽しみ頂けます。｣
仲居さんはそういうと、どうぞ中へと言った。
｢うわぁ…なんか風情すごいね〜！｣
茜の大喜びしている姿に、仲居さんも微笑んでいた。
その後、中居さんは食事は何時からするかとかその他の旅館のシステムを説明すると出ていった。
｢あのさ、この近くに神社があるらしいんだけど行ってみない？｣
美咲は案内マップを取り出すと、ここと指さした。
ー日本古来から人々に愛される神社
仕事運・恋愛運・安産祈願・家内安全ー
ようするになんでもお願い出来そうな神か。
｢恋愛成就あるじゃん。いくいく！｣
茜はそういうとそそくさと出かける準備をしていた。
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ヨンウン ケイナ(プロフ) - 東方神起の５人がとても楽しそうにしている様子がよく伝わってきますね。 欧米人と英会話が出きるユチョン、主人公のことを思い続けるジェジュンがとてもすてきだと思いました。 今度私の作品も読んでみてください。 (2020年5月27日 23時) (携帯から) (
レス) id: c15f7ff4e1 (このIDを非表示/違反報告)
愛(プロフ) - ヨンウン ケイナさん» ヨンウン ケイナさん、優しいコメントをありがとうございます！東方神起の5人がいまでも仲良くしてくれていることを願っています…。これからも優しくて素敵なジェジュンを描いていけるように頑張ります。これからもよろしくお願い致します。 (2020年5月22日 12時) (レス) id: 9e86013784 (このIDを非表示/違反報告)
ヨンウン ケイナ(プロフ) - 東方神起のメンバー５人が現実でも頻繁に会って仲良くしていたらうれしいですね。 ストーリーを読んでいて主人公が一般の人だと知りながらも主人公を思いやるジェジュンはとても優しくてすてきな人だと思いました。 これからも作品作成頑張ってください。 (2020年5月22日 12時) (携帯から) (レス) id: c15f7ff4e1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：愛 | 作成日時：2020年5月19日 21時
