後悔-JJ ページ50
夏海さんが逃げなきゃいけなくなったのは全て
俺の責任。
そんなことを思うと不安でどう謝ったらいいのか…
どう対処したらいいのか分からなくて怖かった。
俺はひとつ深呼吸をするとドアをノックした。
すぐに扉が開いた。
そこから顔を出したのは美咲さんだった。
「あれ！？美咲さんも来てたの⁉」
予想してなかった顔が現れてびっくりする。
美咲さんは笑顔を見せると、びっくりしてくれました？と言った。
綺麗に巻かれた長い髪を首の左側に流してる。
きっとほとんどの男の人は惚れるんだろうなと改めて思った。
だけど、俺は無意識のうちに探すんだ。
小柄で華奢で…綺麗というよりかわいいって言葉が似合う夏海さんの姿を。
ーﾄﾞｷｯ
ユチョンと楽しそうに笑いながらお喋りしてる
夏海さんの姿…
それを目にした途端に大きな鼓動と共に
なんとも言えない感情が込み上げてくる。
こんなに好きなのに…
伝えられない悔しさ。
こんなに守りたいのに…
傷つけ怖い思いをさせてしまった自分への苛立ち…
芸能界に入って初めて
自分が芸能人であることを悔んで
芸能人じゃなかったらって考えてる
俺は悔しくて悔しくて唇をクッと噛んだ。
「金さん…あの…」
いきなり声をかけられて一気に涙が引いてく。
金さんって呼んでくるのは夏海さんだけ…
俺は慌てて笑顔を作って顔をあげると
目の前にはなぜか目に涙を浮かべて切ない表情をした夏海さんがいた。
え…え…さっきまでユチョンと楽しく話してたよね⁉
俺…泣かせることしたっけ？
脳内でほんの数分の出来事をリピートする。
「あの…私…金さんに迷惑かけちゃって…本当にごめんなさい。
もっとちゃんと考えて行動してればって…何度考えても…あの…」
違う、違うよ。
悪いのは夏海さんじゃない。
俺だから…
「悪いのは夏海さんじゃないです！悪いのは勝手なことを書き込んだ週刊誌と、それを鵜呑みにしてSNSに個人情報拡散した人たちでしょ⁉
それを自分の責任と思って背負っちゃダメです！
悪いのは夏海さんでも無いし、ジェジュヒョンでも無い！」
そうだよな。チャンミン。ありがとう。
っ…！？
「チャンミン！？」
思わずまさか来てくれてるとは思わなかったメンバーにびっくりして声が上ずる。
それに皆んなが笑い部屋に笑い声が響いた。
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ヨンウン ケイナ(プロフ) - 東方神起の５人がとても楽しそうにしている様子がよく伝わってきますね。 欧米人と英会話が出きるユチョン、主人公のことを思い続けるジェジュンがとてもすてきだと思いました。 今度私の作品も読んでみてください。 (2020年5月27日 23時) (携帯から) (
レス) id: c15f7ff4e1 (このIDを非表示/違反報告)
愛(プロフ) - ヨンウン ケイナさん» ヨンウン ケイナさん、優しいコメントをありがとうございます！東方神起の5人がいまでも仲良くしてくれていることを願っています…。これからも優しくて素敵なジェジュンを描いていけるように頑張ります。これからもよろしくお願い致します。 (2020年5月22日 12時) (レス) id: 9e86013784 (このIDを非表示/違反報告)
ヨンウン ケイナ(プロフ) - 東方神起のメンバー５人が現実でも頻繁に会って仲良くしていたらうれしいですね。 ストーリーを読んでいて主人公が一般の人だと知りながらも主人公を思いやるジェジュンはとても優しくてすてきな人だと思いました。 これからも作品作成頑張ってください。 (2020年5月22日 12時) (携帯から) (レス) id: c15f7ff4e1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：愛 | 作成日時：2020年5月19日 21時
