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嘘に気付くのはいつも・・・ ページ15

ミアSide



「何か理由があったのは確かだよね・・・じゃなきゃあんな事するわけない。お金だってかかるし、本当にただ私を大切に思っててくれてたのなら今日みたいな事が起こるはずがない・・・」



そう、信じたい・・・




シュウSide



シュウ「姉さん・・・」



姉さんがいなくなって10年。



俺にはもっと長く感じた。



もちろん俺達の前から姿を消した理由も知りたいが、急かしたりせず今はゆっくり休んでもらうべきだった。



何を焦っていたのか。



姉さんの事を考えると好きな音楽も頭に入ってこない。



それほどまでに俺にとっては凄く大切で大好きな存在だ。



そういえば俺って姉さんが帰って来てから一度も触れてない気がする。



レイジは看病してたし、まぁ大方記憶が戻った瞬間に居合わせたのもアイツだろう。



アヤトは抱き着いていたし、カナトも自分から触れに行っていた。



珍しく変態のライトは近付いてないな。



俺の見ていた範囲では。



スバルも多分触れた。



あんなに取り乱していれば抑えたりするのはおかしい事じゃないしな。



だけど俺は近付いただけ。



別に触りたいって訳じゃないけど・・・



もう一度姉さんの部屋に行ってみるか。



コンコン



シュウ「姉さん、入っていいか?」



「・・・うん。どうぞ」



返事を聞き、ドアを開けて中に入った。



姉さんはベッドの上で上半身を起こしたまま泣きそうな顔をしていた。



もしかして・・・



シュウ「不安・・・なのか?」



そう言うと姉さんは肩を震わせた。



誤魔化そうとしてたのか?



シュウ「昔から自分の弱み、人に見せないよな」



その言葉に下を向いてしまった。



「私の嘘に一番最初に気付くのはいつもシー君だったね」



それはいつも姉さんの事を見てたから。



なんて本人には言えないな。

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設定タグ:DIABOLIKLOVERS , 逆巻シュウ , 愛され   
作品ジャンル:恋愛
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ゆりか(プロフ) - はい…全部の名前が変更できなかったですm(_ _)m (2020年7月28日 12時) (レス) id: ce3588ab80 (このIDを非表示/違反報告)
御羅津魅羽喜(プロフ) - ゆりかさん» それはすみませんでした!全部名前変更できていなかったですか? (2020年4月6日 0時) (レス) id: 9668edea77 (このIDを非表示/違反報告)
ゆりか(プロフ) - 名前変換できるようにしていただきたいです!! (2020年4月4日 12時) (レス) id: 1647bd3009 (このIDを非表示/違反報告)
雪綺 - めっちゃ面白いです!続き気になります!(*´∀`*)頑張ってくださいっ (2019年7月23日 21時) (レス) id: 3c93c243ab (このIDを非表示/違反報告)
りい - 凄い面白かったです!楽しみにしてます(*^^*) (2019年7月18日 19時) (レス) id: 9c315382d1 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:御羅津魅羽喜 | 作成日時:2017年1月8日 13時

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