自分の名前 ページ11
カナトSide
レイジ「ここにいてもする事はありません。用のない人は自室に行くなりリビングに行くなり、とにかく全員頭を冷やしなさい」
相変わらずの上から目線・・・
ムカつきます。
でも今は頭の中が姉さんでいっぱいでそれ程気になりません。
リビングにでも行きましょうか。
いつもより強くテディを抱き締めて一階に降りる。
気持ちが暗いからゆっくりですけど。
他の人の各自好きな場所に移動してる。
リビングのソファで横になると、段々眠くなりそのまま目を閉じた。
シラSide
あれからどのくらい経ったのでしょうか。
目が覚めると先程と変わらない部屋。
誰もいなくて静まり返ってる。
そういえば、不思議な夢を見ました。
六人の男の子、どこかあの逆巻ご兄弟と似ていました。
小さい頃の私が男の子達と一緒にいて、凄く仲良さそうに遊んでた。
あれはただの夢なのでしょうか？
懐かしく感じたのは気のせいでしょうか？
もしあれが“ただの夢”ではなく、私の“思い出”だとしたら・・・
レイジ「大丈夫ですか？」
ふとそんな声が聞こえ、ドアの方に顔を向けるとレイジさんが立っていた。
「レイジさん・・・私は大丈夫です。・・・あの、ひとつ。お聞きしてもいいですか？」
レイジ「何でしょう？」
今私が聞きたい事、それは・・・
「私、以前皆さんにお会いした事がありますか？」
このたったひとつ。
レイジさんは黙ったまま俯いている。
やっぱり・・・
私は過去に彼らと会っています。
いや、それだけじゃない。
凄く親しい仲だった気がします。
あと少しで思い出せそうなのですが・・・
・・・あれ・・・
あの時・・・
「あの・・・私の名前、シュウさんは何て呼んでいましたっけ・・・？」
レイジ「・・・・・・ミア姉さん」
そう・・・
それだ。
また頭に映像が浮かんでくる。
『姉さん！一緒に遊ぼう！』
『違うよアヤト君。姉さんは僕と遊ぶの！』
『ライトも違います。僕と遊びましょう？』
『姉さん！見て！エドガーから貰ったんだ！可愛い子犬でしょ？』
『姉さん、この本読めない所があるんです。教えてください』
『・・・・・・』
『みんな待って！ひとりずつね？ほら、スー君もおいで！』
私の失われた記憶。
思い出した・・・
ラッキーアイテム
革ベルト
ラッキーカラー
あずきいろ
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ゆりか(プロフ) - はい…全部の名前が変更できなかったですm(_ _)m (2020年7月28日 12時) (
レス) id: ce3588ab80 (このIDを非表示/違反報告)
御羅津魅羽喜(プロフ) - ゆりかさん» それはすみませんでした！全部名前変更できていなかったですか？ (2020年4月6日 0時) (レス) id: 9668edea77 (このIDを非表示/違反報告)
ゆりか(プロフ) - 名前変換できるようにしていただきたいです！！ (2020年4月4日 12時) (レス) id: 1647bd3009 (このIDを非表示/違反報告)
雪綺 - めっちゃ面白いです！続き気になります！(*´∀｀*)頑張ってくださいっ (2019年7月23日 21時) (レス) id: 3c93c243ab (このIDを非表示/違反報告)
りい - 凄い面白かったです！楽しみにしてます(*^^*) (2019年7月18日 19時) (レス) id: 9c315382d1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：御羅津魅羽喜 | 作成日時：2017年1月8日 13時
