212時間 ページ40
敵が襲撃を開始してから数分
ヒーロー候補生達は必死に負傷者達を誘導していた。
生徒1｢くそ！人手が足りねぇ！｣
生徒2｢ただでさえここに居たのは戦闘向きじゃなかった人達なのに、戦いながらなんて無理よっ！｣
不安と焦りで不安定さが増す
こういう時の冷静さこそ、ヒーローに求められるのである。
尾｢かなりやばいな！大丈夫か！｣
芦｢一人抱えるのがやっとだよぉ！｣
常｢くっ、戦闘要員が少なすぎる…！｣
雄英の生徒達も焦りを隠せないでいた。
そんな中で起こった不幸、
子｢きゃあっ！｣
尾｢！大丈夫？！早く掴まって！｣
芦｢！尾白！前っ！！｣
尻尾の少年の目の前には敵がすぐそこまで迫っていた。
尾｢っ！｣
少年は大きな尻尾と体で少女に覆いかぶさり捨て身の守る体制をとった。
でも、そんな時に現れてしまうのが彼女だったりする。
ドサッ
と何かの落ちるような音に、尻尾の少年は瞑った目を開け顔を上げた。
尾｢！いつの間に…！｣
少年の目の前には、赤茶色の髪を靡かせた少女の姿が映る。
『間一髪！だったね！大丈夫？尾白君』
芦｢癒乃ー！！｣
常｢流石だな｣
そこに居たのは、女性をビルから救助し避難場に届けてきた小柄な少女の姿だった。
安堵したように雄英生たちは小柄な少女に声を掛ける。
『遅れた分はしっかり巻き返すよ！さ！ちゃっちゃか避難させて応戦しちゃおう！』
にこり、と明るく笑えば次の瞬間小柄な少女は走り出し次々に負傷者達を避難場へ運んで行く。
芦｢癒乃が居れば百人力だ！アタシ達も！｣
尾｢ああ！｣
生徒1｢雄英のテレポーターか…助かる！｣
こうして攻防が続く後ろで、必死の避難活動が続けれた。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 164人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ヒロアカ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
晶(プロフ) - 満月さん» そうなんです！紛らわしい書き方をしてしまい申し訳ないです…(;_;)ありがとうございます！！！ご期待に応えられるよう頑張ります！！ (2018年8月22日 23時) (
レス) id: 409e9a8e08 (このIDを非表示/違反報告)
満月 - 晶さん» 成る程…特に深い意味は無いのですね！そんな空気じゃ無いのに恋愛？？？となってしまって…お答え、ありがとうございます！ってか、マジで文才下さい！じゃなくて、更新頑張って下さい！応援してます！ (2018年8月21日 11時) (レス) id: d83bdf162b (このIDを非表示/違反報告)
晶(プロフ) - 満月さん» コメントありがとうございます。オチは今のところ決めておりません。恋愛ものとして書いているわけではありませんのでご了承ください。爆豪くんを設定していることに深い意図や意味はありません。すみません... (2018年8月20日 21時) (レス) id: 55a43d38b6 (このIDを非表示/違反報告)
満月 - とっても面白かったです！設定キーワードに爆豪勝己とありましたが、落ちは爆豪勝己くん何ですか？ (2018年8月20日 18時) (レス) id: d83bdf162b (このIDを非表示/違反報告)
晶(プロフ) - 八百万優衣♪さん» ありがとうございます...！！嬉しさのあまり舞います...！！ありがとうございます！ (2018年8月20日 2時) (レス) id: 55a43d38b6 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：晶（あき） | 作成日時：2018年8月9日 5時
