美食家１０ ページ11
月山side
店「という事だ教えてくれないか？」
月「ええ…。
Aは…教室で…暴行を受けたんです。
Aの恋人が…クラスの中心人物に命令されて。
喰種なら抵抗できるだろうと。
その時のAはその容姿や性格から疎まれることも多くて…きっとその動画を使って苦しめようという奴らの企みだったんです。
結局…Aはクラスメートに精神的にも肉体的にも…傷をつけられました」
霧「月山お前なんで守ってやらなかった！」
月「僕はその日先生に呼び出されていたんだ」
霧「でもなんで！Aがそんな目に！」
月「…結果彼女は誰も信じられない、人間不信になってしまったんだ」
金「……その人達は？」
月「勿論…始末したよ」
僕は目を閉じカネキ君に答えた。
金「………そうですか」
霧「Aが信じているのは…お前だけか」
月「悪いが…そうなるね。彼女はこれでも克服したんだ。
自分の両親がなくなった過去を他人に話せるくらい」
金「…そうですよね。でも少し辛いです」
月「なんでだい？」
金「何もできないんですか…？僕達は」
月「っ…」
すると店長さんがカネキ君の肩に手を置き首を横に振った。
店「……Aちゃんを喰種にする。
それが最善かもしれない」
月「え！？」
金「何言ってるんですか？」
店「彼女は今変わろうとしていて、それに辛い経験を胸に秘めている。
だから人を傷つけることは無いだろう。
でも…そのままだと彼女はまたくりかえす」
月「と言うと？」
店「彼女はおそらく薬の過剰摂取をしているだろう、匂いでわかる…おびただしい量だ」
月「まさかっ！？」
霧「つまり…このまま生かすのも問題か…」
金「え！？でも悲しみの連鎖は…」
月「そうだ！復讐ほど醜いものは…っ！」
店「違うよ、彼女に強さを与えたい。
そんな理由はダメかな？」
強さを。
霧「私は賛成、でも…医者は？」
店「それは任せてくれ」
金「店長が言うなら従いましょう」
と賛同していくカネキ君や霧嶋さん。
僕はあの時何もできなかった。
だったら今する選択で彼女を幸せにしたい。
そして僕は店長の前で頭を深く下げその決断を受けることとした。
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渚(プロフ) - ズッキーさん» 遅れてすみません！垢変えして気づきませんでした！好きですよ！月山！！ (2015年8月4日 17時) (
レス) id: f84c897ab3 (このIDを非表示/違反報告)
ズッキー(プロフ) - はじめまして！渚さんの作品をよみました！！あの、渚さんは月山ちゃん好きですか？ (2015年6月6日 18時) (レス) id: 84b7221dd1 (このIDを非表示/違反報告)
渚(プロフ) - 音乃さん» 遅くなりましてすみません。了解しました！ (2015年2月15日 14時) (レス) id: 16b188718a (このIDを非表示/違反報告)
音乃(プロフ) - 渚さん» カネキクゥン出して、月山さんが叫んで欲しいですねw( ＾∀＾) (2015年2月15日 9時) (レス) id: a341a715a6 (このIDを非表示/違反報告)
渚(プロフ) - 音乃さん» ありがとうございます！！アドバイスなどありましたらおねがします(*^^*) (2015年2月15日 9時) (レス) id: 16b188718a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：渚 x他1人 | 作成日時：2015年2月14日 14時
