悩み 4 (雅) ページ4
潤Side
翔「また今日もだったな…。どうも口数が少なくて落ち着かない」
智「いつもはうるさくて落ち着かないって言ってるのに？
でも…そうだよね…今日、金曜日だもんね。お風呂も入って30分くらい経ったかな」
夕飯を食べ終わりまったりしていたら、リビングのドアの近くで二人が話してた。
腕を組み頭を傾げて、ずいぶん困っているみたい。
俺にも何度か何か知らないかって聞いてきたけど、知っているとも知らないとも言わずにはぐらかしている。
だって…
俺が話していいことではないんじゃないかって思ったから…
辛いとか悩んでるとか、本人が言っているのを直接聞いたわけではないんだ。
だから、思い当たる節はあるけど、それをペラペラ喋るのは気が引けちゃって。
仕事に関わることだから特にさ…
翔「なあ、潤……潤！」
潤「あ、はい！なに？」
ごめん、ちょっとボーッとしてた。
翔「これ、半分食わない？」
潤「え？く、食う…」
半分に割られたドーナツ、食べないかって。
よかった…また雅にぃについて聞かれるのかと思った。
話すか話さないか、どちらが正解なのか、まだ自分の中で答えが出ていないんだよ…
翔「なんかちょっと甘いもん食べたかったんだよな〜
プリンとどっちにしようか迷っ…あ、上がってきたかな」
浴室の方から二階へ上がっていく足音がして、それに反応した翔にぃがドアの方をじっと見ている。
智にぃとの話し合いは終わったみたいだけど、雅にぃのことが気になって仕方ないみたい。
翔「今日はまたゆっくりと入ってたなぁ」
雅にぃって普段はシャワーだけで済ますことも多いから。
湯船に浸かることもあるけど、それでも長くて20分くらい。
今日みたいに長く入っているのは、決まって金曜日なんだ。
元気がなくなるのも、金曜日。
たぶん、お風呂に入りながら色々と考えてるんじゃないかな。
あんまり思い詰めてほしくはないけど…
翔「ごめんな…。俺、もう見て見ぬふりはできねぇや」
潤「え…？」
翔「いろいろ悩ませちゃって、ごめん」
最初、翔にぃが誰に謝っているのかわからなかった。
でも明らかに顔は俺の方を向いていて、目線もしっかりと俺の目に合わせられていて…
あぁ…俺がハッキリしていなかったせいで、余計に兄貴達を気に病ませてたんだな、って…
潤「俺の方こそ、知らないふりしちゃってごめん…」
もう放ってはおけないってことか…
そろそろ、動き出すつもりみたい…
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みーちゃん(プロフ) - ちささん» ありがとうございました!これでスッキリしました!また頼ります!これからも頑張ってくださいね!! (2016年3月28日 15時) (
レス) id: 85a099ed85 (このIDを非表示/違反報告)
ちさ(プロフ) - みーちゃんさん» いえいえ、大丈夫ですよ〜。そのような話だと…『疑心暗鬼』でしょうか。『パパ〜』のPart14の最初のお話です。題名だけだと内容はわからないですもんね。探すのに手間を取らせてしまってすみません。また何かあればいつでも聞いてください (2016年3月27日 22時) (レス) id: 384db28081 (このIDを非表示/違反報告)
みーちゃん(プロフ) - すいませんすいません、本当にすいません最後書いてませんでしたぁぁ そんな怖いお話どこに入っていたか忘れてしまって題名も忘れてしまって題名を教えてくださいお願いします (2016年3月27日 11時) (レス) id: 85a099ed85 (このIDを非表示/違反報告)
みーちゃん(プロフ) - またまたすいません 怖いお話というか…何か猫がきっかけで嵐谷家に怪奇現象が起こる的な… (2016年3月26日 21時) (レス) id: 85a099ed85 (このIDを非表示/違反報告)
ちさ(プロフ) - みーちゃんさん» みーちゃんさん！前から読んでくださっていたんですね。ありがとうございます。ただでさえ普段からふにゃっとしている人なもので、弱っているとさらにふにゃふにゃになってしまいますね 笑 楽しんでいただけたようで嬉しいです。これからもよろしくお願いします (2016年3月23日 0時) (レス) id: 384db28081 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちさ
| 作成日時：2015年10月12日 23時
