推しと同居始めます。4【名前変換オリジナル】

209 ページ9

「あ、あの…」






伊織「…1人で帰れるか？」




「う、うん…」









伊織くんは三尋くんを担いで帰ってしまった。



さっきの言葉…なんだったの？









伊織『俺だって…お前のこと…』









「…」





分かんないや








私は無心のまま、お店を出た。









もうどうしたらいいか分かんない


私はただただぼーっとしながら駅に向かっていた。









―――ピロピロ！！！






「わっ！！！」






勢い良く鳴ったスマホにびっくりしながら
私は電話相手を見て驚いた。






「ララさん！？」







もうすぐ終電が終わりそうな時間なのに
どうしたのだろうと心配になりながらも

急いでその電話に出る。









「も、もしもし…？」





ララ『…もしもし？』




「どうしたの？」





ララ『あんた今どこ？』



「えっと…もうすぐで駅に着くくらいで」




ララ『迎えいくから、そこから動かないで』



「え！？！？」








どういうこと！？


ララさんが迎えに来るって…









ララ「おーい、どこ見てんのよ」



「う、うわあっー！！！！」








電話が切れると同時に目の前にララさんが現れた。



「あ、あの…」





ララ「…私のマネージャーが来るから、ついでに乗せてってあげる」









なんか…頭の中がいっぱいなんだけど！！！

210→←208

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す