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あの後、シャオロン先輩に勝手な行動をしたことがバレてしまいこっぴどく叱られた。
ｼｬ｢まさかとは思うが…ダンジョンには行ってへんよな？｣
ギクリ…！
私は嘘をつくのが苦手で顔にいつも出てしまうのが悪いところだ。
ゾムくんはダンジョン何それみたいな顔をしているのに私はどうだろうか
シャオロン先輩に凝視されてため息をつかれる
ｼｬ｢まあ無事に戻ってきて良かったわ…あそこってどんな魔物が生まれるかなんて予想出来ないから二度と近づかないこと！｣
マ｢はい…申し訳ございません｣
私だけが謝罪して、隣にいるゾムくんはそっぽを向いた。
先輩に対して失礼だと思うんだけど…小さな声で注意をすれば、ゾムくんは口を開いた。
ゾ｢俺とマリーの他にも2人…俺らと同じ1年がダンジョンに来てた。｣
2人…それってショッピくんとチーノくんのことを言っているのだろうか
そういえば彼らはちゃんとダンジョンから離れて帰ったのだろうか？
マ｢はぁ…シャオロン先輩、嫌な予感がします｣
ｼｬ｢奇遇やな…俺も嫌な予感するわ｣
シャオロン先輩は私達Aクラスに学園案内を一時中断すると告げた。
急いで皆を学生寮へ案内すると、クルリと方向転換をして右手を前に突き出した。
何をしているのだろう…一瞬思ったがすぐに理解した。
それはシャオロン先輩のオリジナル魔法なのだと
マ｢(武器召喚の魔法…!?)｣
とても貴重なものと言えるそれは彼がただものでは無いと理解させるには十分なもの…だったはずだが現れた武器を見て私は拍子抜けした。
見た事のあるシルエット…私も実家にいた時はよく使っていたものだった。
ゾ｢…なんでスコップ？｣
ゾムくんが言った通り何故かシャオロン先輩の手に握られているものは特にこれといった特徴のないスコップだった。
スコップなんて武器になるかも不安なのに先輩の表情は真剣そのもので少しずつ不安が無くなっていく感覚がした。
ｼｬ｢それで…マリーとゾムはダンジョンにいた生徒の特徴とか覚えとる？｣
マ｢はっはい！
えっと…紫のヘルメットを被ってるショッピくんと、瓶底メガネをかけたチーノくんです！｣
私が2人の特徴と名前を伝えるとにぱっと笑って私の頭を撫でた。
ありがとう、そう言って頭の上に乗った手を離してスコップを担ぐとダンジョンのある方向に走って行った。
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りんご(プロフ) - 初コメ失礼します！面白くて一気読みしちゃいました☆ (2021年8月19日 16時) (
レス) id: 0e9f08b2f2 (このIDを非表示/違反報告)
シュークリーム(プロフ) - やべぇっす、めっちゃ面白いです！これからも応援してます！ (2021年8月9日 23時) (レス) id: 85fdf7e712 (このIDを非表示/違反報告)
だいあ - はつこめ失礼します！syq君が変人扱いされてて草wwwwっと更新頑張って下さい！ (2021年6月29日 19時) (レス) id: f74d1487fa (このIDを非表示/違反報告)
MasudaHana1023(プロフ) - お誕生日おめでとうございます!この作品、今日から読み始めたのですが、時間を忘れて最初から最後まで読んでしまいました！お体を大事にしてください！応援しています！長文失礼しました (2021年6月13日 21時) (レス) id: 4c93b04cf1 (このIDを非表示/違反報告)
黒兎 - お誕生日おめでとうございます！！……たのしく読ませていただいてます！これからも頑張ってください応援してます！ (2021年6月13日 21時) (レス) id: 968d9b147a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：またたびはまた | 作成日時：2021年6月8日 20時
