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声を荒らげて私に話しかけてきたのは無駄に派手なドレスを着た女性だった
一人とかではなく複数人
マ｢…なんでしょうか？｣
？｢あなた、グルッペン様に声をかけられたわね
まさかそれで調子に乗るなんてことはありませんわよね？｣
嫌味たらしくそう言ってきたからそこで私はまた面倒事が起きたと自覚したのだ。
ため息を着いたらそれは面倒事の合図…もはや慣れである
だから例え彼女の手に持ったジュースを浴びせられようと…慣れっこだ
？｢あーらごめんなさい
手が滑ってしまいましたわ〜｣
ゾ｢…！
お前ら何してんねん！｣
でもいつもと違うのはゾムくんが私の前に立つこと
もしかして怒ってくれてるの…？
？｢何よ…平民が偉そうにしないでくださる？｣
彼女の口調からしてきっと権力主義のご令嬢なのだろう
それに対する私は大罪を犯した両親の娘にスラム出身のゾムくん…もし相手がこちらの事情を知っているのならみすぼらしく見えるのは当然
ゾ｢平民も貴族も関係あらへんやろ…明らかにわざとジュースぶっかけておいて謝る気ゼロの謝罪なんて貰ったところで意味ないやろが。｣
マ｢ゾムくん…｣
低い声で明らかに怒ってるゾムくんの背中を見て私は自身を責めた
何故また誰かに守られなければならないのだ…
頑張れ私、ここで変わらないでいつ変わるというんだ
勇気を振り絞って伸ばした手は私を守ってくれた彼の腕を掴んで後ろに下げるように引っ張った。
前に出るのは私だと主張するようにヒールを鳴らして相手を睨みつけると私は声を張って言った。
マ｢謝ってください
このドレスは私の大事な人がプレゼントしてくれた宝物なんです！｣
？｢は？
くだらないわね…！｣
私の態度が気に食わないのだろう
怒りに身を任せて手をあげてこちらに攻めよってくるのをお姉様ならなんて言うかな
きっとこうだ
『美しくないわね…その心持ち』
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りんご(プロフ) - 初コメ失礼します！面白くて一気読みしちゃいました☆ (2021年8月19日 16時) (
レス) id: 0e9f08b2f2 (このIDを非表示/違反報告)
シュークリーム(プロフ) - やべぇっす、めっちゃ面白いです！これからも応援してます！ (2021年8月9日 23時) (レス) id: 85fdf7e712 (このIDを非表示/違反報告)
だいあ - はつこめ失礼します！syq君が変人扱いされてて草wwwwっと更新頑張って下さい！ (2021年6月29日 19時) (レス) id: f74d1487fa (このIDを非表示/違反報告)
MasudaHana1023(プロフ) - お誕生日おめでとうございます!この作品、今日から読み始めたのですが、時間を忘れて最初から最後まで読んでしまいました！お体を大事にしてください！応援しています！長文失礼しました (2021年6月13日 21時) (レス) id: 4c93b04cf1 (このIDを非表示/違反報告)
黒兎 - お誕生日おめでとうございます！！……たのしく読ませていただいてます！これからも頑張ってください応援してます！ (2021年6月13日 21時) (レス) id: 968d9b147a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：またたびはまた | 作成日時：2021年6月8日 20時
