新たな客が34人 ページ36
貴｢(そろそろこのくらいの時期になるのかな？)｣
私がそう思ったもの……それはあの伝説の盃を交わすシーンだ。
本来ならエースが盗んだダダンの酒で盃を交わすのだが少しでも原作に触れてしまいたいという気持ちが出てきてしまい私の作った酒を渡したのだ。
別にいいもん、ダダンにあげる予定だった酒をあげようとしたからギリギリ原作通りだよね？
家事を終えて今度は店の掃除をして休憩をしようとカウンター席に座ったその時だった。
ル｢姉ちゃん！いるか？｣
後ろのドアが勢いよく開かれて驚きながら振り向けばそこにはニコニコと笑顔で私を見てくるルフィがいた。
貴｢なんだルフィか……一体そんなににこにこしてどうしたの？嬉しいことでもあった？｣
仮面を外し姉の顔になって接すればルフィは私の手を取って着いてきて欲しいところがあると言った。
この時点でなんとなーく予想はついた……
エ｢やっと来た…遅いぞルフィ！｣
ルフィに連れられて山の中を走ること数分……たどり着いた先はあの伝説の場所だった。
もしかしてここできょうだいの盃を交わすのかしら……だったら伝説のシーンを生で拝むことが出来る！
貴｢ご馳走様です…(ﾎﾞｿｯ｣
ル｢ん？なにか言ったか姉ちゃん…｣
ルフィになんでもないことを伝えて私はエースに視線を移した。
貴｢もしかして私があげた酒が活躍しそうなのかしら？｣
と言えばそうだと言って器に酒を注いでいくエースとそれを手伝っているサボ。
私は突然ルフィに手をひかれた時咄嗟につけた仮面を付け直すとフードを深く被った。
するとそれを見ていたエースが
エ｢なんで仮面なんかつけてんだよ……それじゃあ盃を交わせねぇじゃんか！｣
……ん？ちょっと
待ってなんか器の数多くない!?
私は確認のためもう一度器の数を数え直した。
1、2、3………4?
貴｢なんで器が4つあるの？｣
大事なことなので仮面を外して言いましたようん…。
明らかに1つ多いし原作できょうだいになるのはエースとサボとルフィ……この3人のはずだ。
混乱している頭を頑張って整理しようとしているとその上から突然エースが説明してきた。
エ｢なんでって…俺達4人はこれから姉弟になるんだぜ？4つ必要だろ…あっ…“姉貴”！｣
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泡 - 更新頑張ってください！続きを楽しみにしてます！ (2020年3月25日 2時) (
レス) id: 78904f56ea (このIDを非表示/違反報告)
またたびはまた(プロフ) - ご指摘ありがとうございます！どうもわかりずらくてミスりました(汗) (2020年2月26日 0時) (レス) id: f79bbbf7b5 (このIDを非表示/違反報告)
ふる - 面白いです!ただ、“元師”じゃなくて“元帥”ですよ!! (2020年2月25日 23時) (レス) id: 1c3c9bc9c0 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきな(プロフ) - (￣▽￣)b (2020年2月25日 22時) (レス) id: e7791cc44f (このIDを非表示/違反報告)
夜月 零夜 - 面白かったです！更新頑張ってください!! (2020年2月25日 21時) (レス) id: 3da7626fa3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：またたびはまた | 作成日時：2020年2月16日 9時
