その6 ページ8
村見つけたよ…簡単に見つかったよ
名無しの森を西の方角に進んだらすぐの所に小さな村があったよ
まさかこんな簡単に見つかるとは思わなかったから驚いちゃったよ
私は村に入る手前でポッポの姿から元の人間の姿に戻ると手にカゴを持っていることを確認した。
『よし…じゃあここの村長に許可でもとるか』
何とか上手くいけばいいけどね…
結果だけ言おう
なんか上手くいった
あの村長はとても優しくて私の英語でも普通に通用したよ
ハンカチを売る許可だけではなく私のハンカチを見て出店を用意してくれたくらいだ
私が一銭もないことを伝えると、一緒にハンカチの販売を手伝ってくれた。
〈ありがとうございます…まさかここまでやってくれるなんて〉
長〈いやいや、久しぶりに素晴らしいものを見たからいいのです〉
めちゃくちゃ優しかった…浄化されそう
まあいろいろあってお金が集まった代わりにハンカチの在庫がなくなりそうだ
今この場で追加で作るか
刺繍の入っていないハンカチは沢山あるからね
イスに座っていつものように膝にハンカチを広げてピンと張るように道具を使う
そしたら自分がやりたいようにやる…というか頭に浮かび上がった好きなデザインをこのハンカチに入れるんだ。
？〈ほぉ…いい腕だな〉
〈…ありがとうございます〉
今思えば、この威厳のある低い声は私にとっては運命の出会いだろう
顔をあげた時に感じたこの感覚
これは本能が私に教えてくれる感覚だ
目の前にいる真紅の瞳の男
彼からはどんな強敵にも屈しない強者のオーラがしたのだからそう思えるのも納得だろう
〈いらっしゃいませ、どんなのをお求めですか？〉
だからこそ下手に動かないように平常心を保つのだ
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春猫(プロフ) - 名前...変えたかった... (2022年1月22日 6時) (
レス) id: 3feca44e03 (このIDを非表示/違反報告)
脅威のセラフ - まさかの下書きでしたww (2020年11月27日 0時) (レス) id: 285d3eca52 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：またたびはまた | 作成日時：2020年11月22日 15時
