【d!】全ては我が主のために (ページ40)

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その38 ページ40

本日の朝食後の会議は特別らしい

あっちなみに熱はすぐに下がって元気になりました。

グ｢実は、アルヒを我々と同じ幹部にしようかと思ってな｣

特別…私にとっては特別という事だったのか

なぜ私が幹部に？

別に私は部隊の隊長をやってるわけじゃない

ただ主様の従者をしているだけだ

コ｢そういえばアルヒはグルさん直属の従者やったなぁ

まあ幹部になるには十分な理由やと思うぞ｣

コネシマ様の言葉に皆頷いている

最近、コネシマ様は優しいと思う

先日なぜ優しいのかを聞いたら私は主様の従者としていいことを言ったそう

それ以上は何も教えてくれなかった

そんなコネシマ様が私が幹部になることに賛成している

ロ｢俺もええと思う！

まだここではあまり見せてないけど、“あひる”強いもん！｣

今度はロボロ様からも賛成の声があがった

しかし、皆様が気になるのは賛成の声ではなく別の部分

ゾ｢“あひる”？

いつアルヒはあひるになったん？｣

そりゃあそうなるよね

｢あひる｣というのは私のあだ名

毎晩ロボロ様と一緒にいたらあだ名をつけたいと言われたので、アルヒという名前の元になったあひるという名を提案したら気に入って貰えたのだ。

『あひるはロボロ様が私につけてくださった愛称です

皆様もロボロ様のように私のことはお好きにお呼びください』

おっと…真面目な会議に余計な水を指してしまった

まあ…主様が嬉しそうならそれでいっか

結局私は幹部の仲間入りをすることになった

部隊も何も欲しくはない…ただ主様のためになるようなことをしたいと言ったら、主様は私の頭を撫でてありがとうと言ってきた

そのお言葉さえあれば私はなんだってできます