【d!】全ては我が主のために (ページ39)

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その37 ページ39

グ｢最近、疲れているのではないか？｣

それは主様から言われたことだった

疲れてる？私が？

『…申し訳ございません

自分が疲れているのかがよくわからないので』

今の私は疲れているように見えるのか

結局主様は私にしんぺい神様のいる医務室まで行くようにと命令した

私は体調管理も上手く出来ないのか

それを自覚した瞬間体が重く感じた

？｢…大丈夫すか？｣

『……ショッピ様』

医務室に向かう途中に私に話しかけてきたのはショッピ様だった

確かショッピ様は遠距離狙撃部隊をまとめる隊長でよく食事や会議の時にお会いするお方である

『実は…主様に最近疲れているように見えると言われてしまい、医務室に行くように命令されてしまいまして』

恥ずかしい限りだ…私は主様の命令には逆らえないのだから

では医務室に行きます…そう言ってショッピ様と別れようと方向転換をしたその時

急に視界が歪んだ

シ｢おいっ！｣

腰あたりに暖かく、力強い手が触れる

そしてふわふわとした感覚のまま私は意識を手放してしまった

ショッピ様、申し訳ございません

神｢まったく…君は自分の身体の変化にも気づけないのか？｣

『…大変申し訳ございません』

目が覚めたあと、私はしんぺい神様からお説教をくらった

どうやら私は熱を出して意識を失っていたそう

新しい生活に慣れようと体が頑張りすぎたようです

神｢今日の仕事は全部休んで！

グルさんにはそう連絡したから、絶対に抜け出さないこと

じゃないとどうなるかわかってるね…？｣

大人しくしています…なのでその不敵な笑みをやめてください

結局私は今日一日休むことになった

その際にゾム様やコネシマ様、それにロボロ様もお見舞いに来てくれた

大変嬉しいけど、迷惑をかけたからちょっと複雑な気持ちである