【d!】全ては我が主のために (ページ37)

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その35 ページ37

翌日、私は主様から呼び出しをくらった

グ｢私が何を言いたいかわかるか？｣

『…私の推測だけでは貴方様の考えていることは全てを理解することは難しいです』

なんとなく昨日あったことが原因だろう

この城にスパイとして乗り込んできた奴らに制裁を加えたのはコネシマ様と私

どこで覚えたのかも分からない戦い方で敵を圧倒してしまったことをコネシマ様が朝の会議で報告してしまったのだ。

『反省はしていますが後悔はしていません』

グ｢ここまで来ると清々しいな…まあいい

お前になにか会った時に戦えなかったらあれやしな…正当防衛くらいなら許可しよう｣

やったね、正当防衛なら許してくれたよ

これなら主様に何かあっても戦えるね

グ｢あと戦闘訓練はゾムが担当する

辛いことがあったら遠慮なく私かトントンかペ神に言うようにするんだぞ｣

なんというか…優しすぎるよ主様は

しかしなぜその人選なのですか？

私はぺこりとお辞儀をして寛大な心に感謝をした。

そうだ、このことをロボロ様に報告しなくては

あの時スパイを制裁した時に気づいてしまったのだ

私は、この人間の姿でもポケモンの能力…というか種族値を引き継げるみたいだ。

簡単に言えば、全国図鑑の中で最も高い攻撃種族値を持つというメガミュウツーXのパンチを撃てるかもしれないということ

最も速いすばやさ種族値を持つレジエレキのように素早くなれるかもしれないということだ

それを先日書き直したデータと一緒に報告したらあんぐりと口を開けてた。

ロ｢えっ…あんた変身するだけやなかったの!?｣

そういえばポケモンのことをしっかりと説明してなかったな

結局私はポケモンのことも全て話してしまった

これは多分、今から私の見方は変わるのだろうな

あぁさよなら我が平凡な日常

いや、転生してから平凡なんてなかったわ