船上カフェをやってる私はヤバい人です2 (ページ5)

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新たな客が53人ページ5

ﾄﾞﾌｨ｢ふふふ…邪魔するぜ｣

話しまたいで入ってきたのお前かよドフィ！

いやもふもふコート着てるからモフィか？←

貴｢……一体なにをしに来たのドフラミンゴ…私は仕事で忙しいからさっさと出ていきなさい｣

しっしと彼を追い出すように手をはらっても彼は1歩も動かなかった。

それどころか気味悪い笑みを浮かべ

ﾄﾞﾌｨ｢ふふふ…そんなお堅い元帥演じたところで無駄なのはわかってるだろ？｣

といってコートの中から1枚の紙を見せてきた。

それは海賊の顔の私の手配書だった。

潜入捜査(嘘)がしやすいようにセンゴクが作ってくれた手配書…

”仮面のA“

aliveonly

懸賞金2億6000万ベリー

というか別にここまで高くなくても良いのでは？

と初めて自分の手配書を見た時は思った。

貴｢…だったらなんだというんだ？これは白ひげ海賊団に潜入捜査しやすくするためにわざわざセンゴクさんが作ってくれたものだ…今ここで私を捕まえても意味は無いぞ……それにこの潜入捜査を知っているのは私とお前とセンゴクさんだけだ…｣

わざと冷たい態度を取り再び出て行けと言ってようやく彼は出ていった。

扉がしまり、自分しかいない空間で1人ため息をついて空を仰ぐ。

白い天井に小さなシャンデリアが吊るされて少しセレブな気分だ。

そして窓を開けて潮風を感じると両手を合わせて力を込めた。

展開された魔法陣は私の足元にきてその上に乗せれば思うがままに動かせる。

貴｢訓練所に行こう…少しは気晴らしになるだろう｣

そんな思いで私は訓練所に足を運んだのだ。

｢ぐあっ!!｣

貴｢ふむ……君はもう少しステップアップが出来ると思うから鍛錬を続けてくれ…次！｣

｢はいっ！｣

正直海兵達のめんどうをみるのも退屈だな……

まぁセンゴクに言われたものは仕方ないからやるけどさ…

ミ｢ふむ…また手合わせをしたい｣

なんでミホークはやる気満々なんだよぉ!!

貴｢あのなぁ…今はお前の相手をする程暇では無いのだが｣

ミ｢だが気晴らしにはなるだろう…？
今のお前は退屈そうな顔をしている｣

まじか……

私は結構充実した日々を送っていると勘違いしているだけで退屈していたのか。

貴｢お前…手合わせしたいと言ったな？｣

ミ｢…あぁ！｣

私は鍛錬用の木刀を部下に預け血染めちゃんを呼ぶと彼女は飛んできた。

数年前と同じ様に叩き潰してやる…

そう言おうかと思ったけどやめて心を閉ざした目で静かに彼を見つめた。