船上カフェをやってる私はヤバい人です2 (ページ18)

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新たな客が65人ページ18

バスターコールにより混乱したウォーターセブン…私はその街の中を走って港に向かっている

貴｢(鎖で吊るしてる分軽いけど周りから見れば死体引きずってるようにしか見えないよな…)｣

ちらりと後ろを見てみれば皆どうにか鎖を外そうとしているやつもいれば重傷を負って動けないやつもいる

ようやく港に辿り着いて船を探すとなんか砲撃受けてないか…？

貴｢(なにしてんのあれ!?)｣

鎖を出していた魔法陣の上に乗り船に戻れば神さんが船を守りながら笑顔で出迎えてくれた。

神｢おかえり！君の許可なしに反撃するのも気が引けたからずっと守ってたんだけど……

潰していい？｣

ダメです完全アウトなので潰さないでください

貴｢(何言ってんの…とりあえず私は少し無理をするから気絶したらあとはよろしくね)｣

それだけを言って私は鎖を外して船におろすと

私を警戒して武器を持った

｢あなた…何者なの？私達を捕えてこんな船に乗せるなんて｣

そう言ってきたのはCP9の紅一点であるカリファさんだ

貴〈なんて言うか…君達はどちらにせよ逃げる運命になるからその前に勧誘がてら勝手に船に乗せた！〉

自信ありげにそういえば皆ポカンとした表情を見せてきて多量の汗が流れてきた。

えっ私今滑った!?

1度咳をするともう一度鎖で彼らを拘束すると船内に入って行った

後ろからはなにするんだとかぎゃあぎゃあうるさかったけどとりあえず神さんが用意した医務室に全員を寝かせると鎖を外して元あった場所にしまった。

カ｢おぬし…わしらが何者か理解した上であんなこと言ったんじゃないだろうな…？｣

四角く長い鼻の青年カクは私を睨みつけてそう言ったが隣でチャパパ言ってるフクロウがカクにこう言っていた。

フ｢チャパパ…隠そうとしても隠しきれてないその気……ただものでは無い｣

隠しきれてない気…もしかして覇王色の覇気でも漏れているのか？

たとえそれが微々たるものだとしても彼らにはわかってしまうのか…。

嬉しくて少しばかりにやけていると神さんが呆れて私の肩に手を乗せてきた。

神｢にやけるのもいいけど怪我を治そうって言ったのは誰だよ……｣

すみません私です

慌てて両手を合わせて集中した

貴｢(召喚…回復キャラ達!!)｣

神｢(えっ…雑!?)｣

7つの魔法陣を展開するとそこから現れる様々な世界の住人達

私はテレパシーの範囲設定を召喚した7人のみにするとこう頼んだ

貴〈怪我人の治療をお願いします…！〉