船上カフェをやってる私はヤバい人です2 (ページ13)

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新たな客が60人ページ13

彼らは麦わらのルフィという名が聞こえた瞬間警戒した。

海賊船ではない…もしかしたら海軍かもしれないと考えたからだ。

ル｢んー？なんだ俺になんか用かー？｣

当の本人は呑気に前に出てきてトレードマークの麦わら帽子を被り直した。

あぁルフィだ…

私の大好きな世話の焼ける弟だ

私は彼が見えた瞬間その場から消えてルフィに抱きついた。

皆｢｢｢!！?｣｣｣

突然の出来事で麦わらの一味は大混乱…ルフィは抱きつかれたまま動かなかった。

神｢はぁ…こらこらやめなさい……君の“弟”くんが固まってるじゃないか…｣

神さんが｢弟｣と言った瞬間ルフィの顔が驚きの表情を見せていた。

ル｢まさか……姉ちゃん!?｣

1度抱きしめるのをやめてしっかりと顔を見て首を縦に振ると今度はルフィから抱きしめてきた。

ル｢ひっさしぶりだなぁ！何年ぶりだよ？｣

幼少期のルフィと別れてざっと10年くらいだろうか…そういえばルフィはニシシと笑ってゆっくりしていってくれと言った。

それを納得してなかったのは結構いた

ウ｢おい待てよルフィ！この仮面の人は誰だよ!?大体姉ちゃんって…本当にルフィの姉貴なのか!?｣

まず初めにそうツッコミを入れてきたのは狙撃手のウソップだ。

確かに彼の疑問もわからなくはない

だって仮面をつけてフードを深く被ってる人を信じるなんてバカがやることだ…それにさっきからじっとこちらを見ているあいつは

緑頭のまりも…じゃなくて剣豪ロロノア・ゾロか

貴〈なんだ？さっきから私をじっとみて私についてるのは仮面くらいだぞ…〉

神｢違う…そういう意味じゃない｣

今度は神さんに的確なツッコミを入れられて笑っているとゾロは突然口を開いた。

ゾ｢お前……“仮面のA”か？｣

あらーバレちゃった？

だとしたらなんだと言うんだ…まだ海軍影の元帥だとバレていないのだからまだいいじゃないか

ゾロの言葉で全員私の顔を見て驚いていた

ナ｢“仮面のA”って…確か悪党を狩る女性で有名な？
懸賞金は2億6000万ベリーで海軍が戦力として狙ってる人材…！｣

ウ｢ってことはめちゃ強いのか!?｣

いやまあ確かに私は元帥だし強いよ？

前に3大将が喧嘩してたからそれの仲裁に入って逆に動けなくさせたからな…いや暴れようとしたから拳骨くらわせたら気絶しただけだよ←

貴〈別に私そこまで強くないんだけど…〉

私がそう言えば……おいなんだその戦闘態勢は！

ゾ｢俺と勝負しろ！｣