船上カフェをやってる私はヤバい人です2 (ページ1)

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新たな客が49人ページ1

白ひげ海賊団に潜入(嘘)して数週間が経った

皆私が癖でテレパシーで伝えながらも手話を使う様子を見て慣れたのもそうだけど手話だけで私がなにを言っているか理解するようになってきた。

ティ｢よぉA……そろそろこの船にも慣れてきたか？｣

声が聞こえて振り向いてみればそこにはチェリーパイ片手にこちらに近づいてくる男

マーシャル・D・ティーチだった

__これはティーチじゃないか…今度またチェリーパイ作ってやろうか？

ティ｢ぜははははは!!お前さんのチェリーパイは俺の舌を驚かせる美味さだからな！楽しみにしてるぜ｣

それだけを言うとティーチは部屋に戻って行った。

マーシャル・D・ティーチ……やつはこの船の中で最も警戒しなくてはいけない人物だ。

サッチを殺してヤミヤミの実を奪いそしてエースを海軍に引渡し七武海になる男……

まぁそれは原作の話だ

そんなこと私が許すと思っているのか？

絶対にエースを助けるしティーチを王下七武海には入れない…いや、あいつが入っていいようなところじゃない。

彼の後ろ姿を睨みつけながら私は遠くに浮かぶ敵船の存在を皆に知らせたのだ。

そしてあの事件が起きる……

サッチが敵船から悪魔の実…ヤミヤミの実を奪い取ったのだ。

私がティーチよりも先にサッチに近づかなければ…そんな思いで宴終了後、私は真夜中に後片付けをするサッチに話しかけた。

__サッチ、後片付け手伝うからさっきの悪魔の実見せてくれよ！

サ｢おっ…既に悪魔の実の能力者のAちゃんが興味を示すなんて珍しいね〜｣

嬉しそうに私の頭を撫でるとサッチは私にヤミヤミの実を見せてくれた。

貴〈これが悪魔の実……私の食べたやつと全然違うな。同じ要素なんて模様くらいか……〉

初めて見るヤミヤミの実の形状を見て分析をしているとあの特徴的な笑い方をしたあいつがやってきた。

ティ｢ぜははははは!!やっぱりそれはヤミヤミの実で間違いねぇ…悪いがそれをこちらに渡してくれ…サッチ、A｣

でたな……元凶め今私がこの船から追い出してやる！