肆拾漆の目 ページ47
鬼殺隊
それは悪鬼を討伐し人々の平和を守る者
柱
我らが鬼殺隊の最高位に相応しい力を持つ者
そして俺は
『……。』
「……。」
名のある柱達に囲まれて震えています
マジでなんなの?俺すごく怖いんだけど
岩の如き静かさと力強さのある大男に、その逆を行く派手な男
更には2人でひとつの水の剣士もいれば風をその身に刻んでいるかのような男もいる。
「なぜ柱合会議に柱でもない奴がいるんだァ?」
「それに地味だ。俺は地味な奴は嫌いなんだよ」
おお怖い
しかし柱の中にも俺の知り合いはいるから少し安心してる。
「久しぶりだなA、相変わらずの様子で安心した。」
「……よかった。」
以前会った時と変わることの無い錆兎と義勇…多分義勇はまた会えてよかったとか大した怪我とかせずに生きていてよかったとか言いたいのかな?
「…してA!今日はなぜここに?」
『杏寿郎…実はな』
俺は十二鬼月との戦いについて話した
下弦の参を討伐して御館様に報告するだけだったのだが、まさか柱合会議も一緒にやるとは思わないだろ。
下弦の鬼とはいえ十二鬼月を討伐した俺に全員が注目をした。
「他の隊士を守り十二鬼月を討伐するとは凄いぞ!
普通ならば成し遂げるには難しい!」
杏寿郎が全肯定してくれてるの本当に優しい
なんて事をしてたら襖が開かれる音が聞こえた皆がそちらを向いた。
たった一人の影が見えるなりひざまつく姿はあまりにも洗練されて美しくも思える。
「皆の顔がまだ見えて良かった…でももう空が青いかどうかはわからないものだね。」
もうそこまで呪いが進行しているのだと皆が内心思い下唇を噛んだ。
「A…鴉から聞いたよ。よく十二鬼月を討伐してくれた。
君が望むのならばあの屋敷を正式に君の屋敷として手続きをしよう。
ただし、君が柱になるかどうかだ。」
やはり来たかこの言葉
何となくわかってはいたんだ
年月をかけて修行を積み確実に力をつけた俺は甲まで位をあげて多くの鬼を狩った。
そして今回は十二鬼月の鬼の討伐
今の俺は柱になる条件を満たしている
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雪見だいふく - これから読み始める者です。私は成り代わり系はあまり読まないタイプですが、夢小説を探していた時タイトルからして面白そうだと思い誰の成り代わりだ〜?と思って開いた瞬間サイコロステーキ先輩の顔面が出てきてこれは面白いと確信しました。更新頑張ってください (2022年12月14日 19時) (レス) id: 33d74645c1 (このIDを非表示/違反報告)
猫猫 - あの〜すみません…お館様の妻の名前ってあまね様だと思うのですが……とっても面白いです!!!!!これからも頑張ってください!!!!!! (2022年7月26日 7時) (レス) @page16 id: f29fbd18bf (このIDを非表示/違反報告)
猫さくらもち - サイコロステーキ先輩の小説だと、、、!?!?え?作者さんの着眼点が素晴らしすぎる!! (2022年7月17日 7時) (レス) id: f692ce80b7 (このIDを非表示/違反報告)
宮 村 。(プロフ) - 初コメ失礼致します!すごく好みすぎる作品です…続編楽しみにしております!! (2022年7月12日 15時) (レス) @page50 id: e0cd2bb1c0 (このIDを非表示/違反報告)
本が大好きなハリネズミ(プロフ) - サイコロステーキ先輩の成り代わりの小説があるなんて…!とても面白いです、これからも頑張ってください! (2022年6月18日 23時) (レス) id: 73a477d291 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:またたびはまた | 作成日時:2022年5月24日 13時