1話 ページ3
意識を取り戻したと思えば私は冷たく暗い路地裏に座り込んでいた。
鼻を刺激するゴミの臭い……全てがマイナスに見えてくる。
貴｢ここは……痛っ!?｣
突然酷い頭痛が私を襲って走馬灯のように今までの記憶が蘇った。
そうだ……そうだったのだ
貴｢(私……また転生したんだ)｣
喜ぶ反面私は立ち上がって周りを見た
ここは路地裏、もし前前世の記憶が正しいのならここは敵が現れて危ないと思う。
とりあえず持ち物の確認をしようとそばにおいてあった前世の私が愛用してたバッグをあさる。
入っていたのは図鑑や回復アイテムにバトルアイテム…それと手紙があった。
差出人はアルセウスで内容はこの世界についてと血の繋がりのある家族はいないことと私の能力…個性についてだった。
貴｢ポケモン図鑑はコンプ済みでボックス機能が搭載されてるし回復アイテムもメガストーンもある…それにこの手紙の内容が正しいのなら…｣
ためしにボックスから1つのモンスターボールを取り出して投げてみた。
貴｢出てきて相棒…ゲッコウガ！｣
ゲ｢ゲコ……！｣
光をまとって飛び出したポケモンの体は真っ黒で赤い目とマフラーのように巻いた赤い舌が特徴的なゲッコウガ
私のゲッコウガは色違いなのである
再び会えたことに喜び互いに抱きしめ合ったその時私は違和感を感じた。
貴｢ゲッコウガってそんなに大きかった？｣
聞いてみても首を横に振って否定してきたのでおかしいなと思い、鏡を探した。
丁度大きなガラスがあったので鏡代わりにして覗いてみれば私は目を疑った。
その姿はポケモンの世界の私なのだが、4歳の頃の姿なのである。
服装は水色のワンピースで少し汚れているのを着てしかも裸足…。
髪の長さは腰まであり色は夜空のように深い青色
そしてやや垂れ下がった目と星のように輝く金色の瞳
どう見てもポケモンの世界の私を小さくした“幼女”だ。
貴｢これからどうしようかゲッコウガ……｣
ゲ｢ケロ……｣
悩んだ結果とりあえず表に出ようということになり1度ゲッコウガをボールに戻してゆっくりと歩き出した。
その時だった
｢見つけたぞガキ！｣
後ろから聞こえるその声は頭の中で危険なやつだと警報の鐘がガンガンと鳴る。
逃げなければいけない
そう思えば体は勝手に動いていた。
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くもねこ - イーブイの進化系のシャワーズお願いします (2023年3月12日 23時) (
レス) @page34 id: 7f76583898 (このIDを非表示/違反報告)
くもねこ - ワンパチと13先生て同じ声優なんですね。 (2023年3月12日 23時) (レス) @page34 id: 7f76583898 (このIDを非表示/違反報告)
御影 - アローラ&カントーロコンペアお願いします (2020年9月13日 18時) (レス) id: 44f3b52daa (このIDを非表示/違反報告)
沖亜(プロフ) - 初コメ失礼します。 ロコンを出して欲しいです！よろしくお願いいたします！ (2020年5月24日 11時) (レス) id: 27e9ff1823 (このIDを非表示/違反報告)
月華姫 - →あとニンフィア&アシレーヌが女性風かと思えば♂だったら？みたいな♪長文ですみません（焦。此れからも応援しています(｀・ω・´)ｂではまたっ♪ (2020年4月15日 11時) (レス) id: 8f77e3b2d4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：またたびはまた | 作成日時：2020年1月18日 8時
