91話 ページ42
最強を目指す少年サトシと全てのポケモンを捕まえてミュウにたどり着く夢を持つゴウ、今日はとある目的のためにヤマブキシティにやって来た。
ゴ｢うーん…予定よりはやく着いちゃったな。｣
サ｢腹減ったぁ…｣
スマホロトムとにらめっこしながら空いた時間をどうするか考えるゴウに対して相棒のピカチュウと共にお腹が空いたと訴えるのはサトシだった。
今は昼時、多くの人が昼食をとっているためそれを見たサトシに空腹が伝染したようだ。
しかし、そんな中でも特定の方向に走って行く者がちらほらいた。
｢なぁ、本当なのか？
あのワタルさんがポケモンバトルしてるって！｣
サ｢ワタルさん!?
それ、どこでやっていますか？｣
空腹はどこへ行ったのか、著名人のポケモンバトルに反応して初対面の人間に話しかけるコミュニケーション能力にゴウは関心する反面呆れてた。
ゴ｢おいおいサトシ…お昼ご飯食べるんじゃないのか？｣
サ｢それもそうだけど今はワタルさんだよ！
あっちでバトルしてるんだって！行くぞピカチュウ！｣
こうなってしまえば誰もサトシという少年を止めることはできない。
ポケモンバトルに反応して凄まじい体力を友人に披露した彼は噂に聞いていたヤマブキシティのポケモンセンターに来ていた。
ゴ｢全くサトシってば……？
あれってA博士？｣
同じリザードンというポケモンのかえんほうしゃという同じ技がぶつかり合って程よく距離をとっていても熱風が殴るように襲いかかってくる。
ここよりもずっと近い場所に立つふたつの影は似た色のマントをなびかせながらも己のポケモンに指示を出していた。
『楽しいねぇ〜！
こんなにも激しく血を沸騰させる程に熱いバトルをするのは久しぶり！』
あんなにもハキハキと喋る人物が普段おっとりとして丁寧な人物と同一であると理解するのに時間がかかってしまう。
しかし、互いに間合いをとって相手の様子を伺っている時に変化は起きた。
『うっ……！』
急に頭を抱えてその場に膝を着いたのだ
これにはバトルを見物していた野次馬も困惑していた。
その中でただ一体のリザードンだけが駆け寄り周りを睨んでいた。
その瞬間
｢グァアアアｩｯ!!!｣
周りの野次馬めがけて口から炎をもらして技の準備をするリザードン、それにギョッとしてトレーナーが慌てて取り押さえた。
一体何があったのか…それは誰にもわからなかった。
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めいめい - この作品好きすぎてやばい… (2022年3月7日 1時) (
レス) id: 73de415c6e (このIDを非表示/違反報告)
ぬこの妖精(プロフ) - あまねさん» まじでこの作品に出会わなかった自分が馬鹿馬鹿しく見える (2022年1月23日 13時) (レス) @page27 id: 4cd21e436e (このIDを非表示/違反報告)
あまね(プロフ) - 待ってなんでこの神作に早く出会わなかったの？私バカなの？((((喧しいわ (2021年11月22日 10時) (レス) @page17 id: 1a6dd63888 (このIDを非表示/違反報告)
雪見大福(プロフ) - これからも無理せず頑張ってください (2021年9月16日 1時) (レス) id: 4031fb98ab (このIDを非表示/違反報告)
夏海(プロフ) - この作品好きです！更新頑張ってください! (2021年8月28日 22時) (レス) id: abdd5dc6bd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：またたびはまた | 作成日時：2021年8月28日 21時
