82話 ページ33
暗く街灯が頼りになるこの道を
抜き足差し足忍び足
静かな足取りで歩くは2人の人間と2体のポケモン
ム｢あのスパイ研究員のおかげでいいポケモンが手に入ったし…｣
コ｢これをサカキ様に献上すれば出世間違いなし…！｣
コソコソと歩いて妄想しているところ申し訳ないが
時間切れだ
『私の家族を…返してもらいますよ』
闇夜に紛れる三つ首のドラゴンの目はギラギラと光り輝く
後ろからは真っ赤な翼のドラゴンに美しくも力強いドラゴンも追いかける。
サ｢ロケット団！
デンリュウとチゴラスを返せ！｣
サトシとゴウがかなり高い位置から飛び降りてギョッとしたけど怪我はなさそう。
私もふわりと舞うように相棒の背中から飛び降りて着地すると、どこからか愛らしいエンニュートが出てきて私の隣に立った。
なるほど、サザンドラは地上にいるエンニュートを追いかけていたのか。
ム｢ジャリボーイにドラゴン博士!?｣
コ｢これまずいぞ…｣
確かに三体のドラゴンがいたらそりゃあビビるに決まってる。
こうなってしまうとポケモンバトルでどうにか隙を作るしかないと判断したロケット団の2人は天高く｢ガチャカモン！｣と叫びそれに上空から舞い降りるぺリッパーが応えた。
でっ…でたー！
ロケット･ガチャット･シークレット！！
まさかこんな所でソシャゲ要素を出してくるなんてすごく良い！
内心嬉しくて心臓ドキドキなんてものじゃない、バックバクだ。
さて何が出るかな…！
ム｢こうもりポケモン、ズバット！｣
コ｢こうせきポケモン、ガントル！｣
これはまたどんなセレクトだよ
でもこんな狭い住宅街では体の大きいうちの子は逆に戦うのが難しい。
『サザンドラ、リザードン、ボーマンダ下がってなさい！』
これでは住民にご迷惑がかかるから全力で下がっていて欲しいという願いが届いたのか、不安そうな顔をしながらも下がってくれた。
大丈夫、私がどうにかするから
サ｢俺達が相手だ！
ピカチュウ、でんこうせっかだ！｣
ゴ｢ラビフット、ひのこ！｣
私の代わりに小回りが利くピカチュウとラビフットを出してくれてありがとうね
しかし、物事というのはそう簡単に進むという訳では無いようだ。
ズバットもガントルも目が見えない代わりに耳が良いからピカチュウ達の攻撃を簡単に避ける。
更に街灯だけが頼りな為、少し暗いところに誘導されてあっさり攻撃を受けてしまう。
これはあかん…仕方ないやるか
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めいめい - この作品好きすぎてやばい… (2022年3月7日 1時) (
レス) id: 73de415c6e (このIDを非表示/違反報告)
ぬこの妖精(プロフ) - あまねさん» まじでこの作品に出会わなかった自分が馬鹿馬鹿しく見える (2022年1月23日 13時) (レス) @page27 id: 4cd21e436e (このIDを非表示/違反報告)
あまね(プロフ) - 待ってなんでこの神作に早く出会わなかったの？私バカなの？((((喧しいわ (2021年11月22日 10時) (レス) @page17 id: 1a6dd63888 (このIDを非表示/違反報告)
雪見大福(プロフ) - これからも無理せず頑張ってください (2021年9月16日 1時) (レス) id: 4031fb98ab (このIDを非表示/違反報告)
夏海(プロフ) - この作品好きです！更新頑張ってください! (2021年8月28日 22時) (レス) id: abdd5dc6bd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：またたびはまた | 作成日時：2021年8月28日 21時
