先輩は冷たい。

■COLD ページ7

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始まった文化祭当日。





「 うう、もうやだ… 」


友香「 大丈夫！可愛いよ！ 」


「 友香も可愛いよ… 」





メイド服に着替えたことでテンションはだだ下がり。





しかもさ、なに！？




スカート短くない！？




もー、嫌だよ…





肩を落として落ち込んでたら教室がざわつき始めた。




なんだ？と思って原因を見ると





「 岩田… 」





執事の服を着た岩田。





かっこいいなあ。…先輩の次に。←





じーっと見つめてたら岩田がこっちを見た。





「 あ、岩田ー！似合ってるよ！ 」


剛典「 うるさい… 」





岩田は口元を手で覆って、目線を逸らす。





「 ん？おーい、岩田ー？ 」


剛典「 いいから！もう、始まるだろ… 」





そう言って歩いていった。





なんだ、あれ…





.





『 Aちゃん、休憩入っていいよ！ 』


「 うん！ 」





実行委員の子に笑顔を向けて控え室に戻る。





友香「 あ、Aお疲れー 」


「 友香！お疲れ！ 」





友香と話ながら制服に着替える、と。





『 Aちゃんっ！ 』





女の子が焦ったように入ってきた。





「 ん？なにー？ 」


『 な、なんか女の先輩が…！ 』


「 へ…？ 」





廊下に出ると怖そうな女の先輩が３人。





「 あの何か…？ 」


『 ちょっと来てくれる？ 』


「 は、はい… 」





その先輩の目は絶対に逃がさない、っていう目。





なんか、怖いな…





『 あれ、おみ、あの子さ… 』


広臣「 え？ 」





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