先輩は冷たい。

■COLD ページ6

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もうちょっとで文化祭の季節。( 季節はずれごめんなちゃい♡←





クラスで何の出し物するか話し合い。





『 なにやりたいー？ 』


『 あたしカフェやりたーい！ 』


『 俺も俺も！ 』


『 えー、私お化け屋敷がいい！ 』





いっぱい案が出た中、決まったのは





【 メイド、執事喫茶( 全員強制参加♡ ) 】





え、ちょっと待って。





メイド服着んの？やだやだやだ！





全員強制参加とか、もうふざけんなよ！





友香「 えー、メイド服とか嫌なんだけど 」


「 いいじゃん。友香可愛いんだし 」


友香「 …喧嘩売ってる？ 」


「 なんでよ！誉めたんじゃん！ 」





なんか知んないけど友香にキレられた。





ほんと憂鬱…





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「 …ってことで最悪ですよねー 」


健二郎「 ええやんけ。スタイルええんやし 」


「 えー、やだ、痴漢ー 」


健二郎「 なんでやねん！ 」


隆二「 やだ、健ちゃん痴漢ー 」


健二郎「 お前ものんなや、隆二！ 」


『 ていうか 』





広臣「 なんでいんのお前 」





「 え、先輩に会いたいから？♡ 」


広臣「 俺は静かに昼飯食いたいんだけど 」


「 そんなの健ちゃんがいる時点で無理ですよ！ 」


健二郎「 なんやと、お前！ 」


隆二「 健ちゃんうるさーい 」


健二郎「 お前もこっち側やったやろ！ 」


広臣「 ほんとうっさい 」





うるさそうな顔をしてパンを食べる先輩に近づく。





「 先輩、先輩 」


広臣「 …なに、 」


「 文化祭、一緒に回りません？ 」


広臣「 …はあ？ 」


「 先輩と回れるんだったら頑張れる気がするんです！ 」


広臣「 ……… 」





え、無視？





まあそうなりますよね…





「 健ちゃん、私も混ぜろー！ 」


健二郎「 うおっ！ 」





諦めた私はまだお兄ちゃん騒いでる健ちゃんの背中に飛び乗った。





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