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□WARM ページ30

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「 先輩っ! 」





次の日の昼休み、屋上に行き、先輩を呼ぶ。





広臣「 …来たの 」


「 はい!いろいろ吹っ切りました! 」


広臣「 吹っ切った? 」


「 もう、先輩のことしか見えません! 」


広臣「 ………ホントうざい 」





先輩はそう言って、顔を背けた。





「 あれ?先輩照れてる?照れてます!? 」


広臣「 うっせぇ、照れてねーよ 」





振り向いた先輩にデコピンされた。





「 いった!痛いです、先輩! 」


広臣「 …はいはい 」





うー、と唸りながらおでこをさすっていると、





健二郎「 Aやんけ 」


隆二「 あ、ホントだー 」





屋上に入ってきたお兄ちゃんと健ちゃんに会った。





「 あ、健ちゃーん。久しぶりー 」


健二郎「 おー。最近来うへんかったから健ちゃん寂しかったわ! 」


「 そーなんだ 」


健二郎「 冷たい!隆二、お前の妹冷たいぞ! 」


隆二「 ねぇ、そんなことよりご飯食べたーい 」


健二郎「 そんなことて!! 」





健ちゃんとお兄ちゃんの漫才みたいな掛け合いに笑って見てた。





ちらりと隣の先輩を見ると、先輩も微かに笑ってて。





……やっぱかっこいいなぁ。





健二郎「 ーーーなぁ、A!? 」


「 …え、なんて? 」


健二郎「 聞いてないんかい! 」


「 へへ、ごめーん。笑 」





先輩のかっこよさに惚れ惚れしてて、話聞いてなかった。





健二郎「 そもそもなぁ、隆二! 」





また言い合いを始める2人をほっといて、先輩に話しかける。





「 先輩、絶対私に惚れさせますから! 」


広臣「 …せいぜい頑張って? 」





先輩は軽く微笑んで、私の頭をポンと撫でた。





「 っはい、頑張ります! 」





このままうまく行けばいい。





────だけど、現実はそううまくは行かなくって。





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れっどきゃっと(プロフ) - MIKIさん» ありがとうございます!良かったですか!?嬉しいです!次があるか分かりませんが、よろしくお願いします(^-^) (2017年2月25日 23時) (レス) id: 7d625cd6df (このIDを非表示/違反報告)
MIKI - 完結 お疲れ様でした(^-^) とても良かったですo(^-^)o 次の作品楽しみにしてますね〜♪ (2017年2月9日 19時) (レス) id: 2b2ebd354e (このIDを非表示/違反報告)
れっどきゃっと(プロフ) - そーるさん» ホントですか!?ありがとうございます(≧∀≦) (2017年1月19日 16時) (レス) id: 7d625cd6df (このIDを非表示/違反報告)
そーる - この作品ホント好きです!! (2017年1月16日 17時) (レス) id: 49df6efcd7 (このIDを非表示/違反報告)
れっどきゃっと(プロフ) - 夏恋さん» おもしろいと言ってもらえて嬉しいです!更新頑張ります(*^^*) (2017年1月15日 2時) (レス) id: 7d625cd6df (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:れっどきゃっと | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/list/akajasu7  
作成日時:2016年12月23日 16時

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