【ワンピース】ローの姉は革命軍のNo.3で王下七武海 seven (ページ32)

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202話ページ32

「………酷い怪我ね」

女は、アイゼンを見るなりそう言った

女のその言葉を最後に、アイゼンは意識を手放した

「…………」ﾊﾟﾁ

アイゼンが目を覚ますと、白い天井が目に入った

「………(此処は…？)」

アイゼンがそう思っていると、

「もう目が覚めたのね……」

女の声が聞こえた

「！……お前は、確か……」

声の主は、海岸でアイゼンに近付いて来た女だった

「何故、おれを助けた？」

アイゼンがそう聞くと

「気まぐれ……」

女はそう答えた

「……」

「……」

2人の間で沈黙が続く

「……お前は一体、何者なんだ？」

沈黙を破りそう言ったのはアイゼン

「………人にものを聞くときは、まず、自分の事を話すのが礼儀では？」

女は、アイゼンにそう返した

「まぁ……そうだな……
………おれの名は、アイゼン
ｰｰｰｰｰｰｰ通りすがりの旅人(･･)だ……」

そう言ったアイゼンを女は、一瞬鋭い目付きで見たが直ぐに

「………私の名は、A
……………通りすがりの……革命軍よ」

普通の目付きに戻り、言う

「革命軍！？(…この女を利用すれば、革命軍の情報が手に入る……)」

アイゼンの反応を見たAは、

「(旅人って言うのは嘘………本当の正体を突き止める必要があるわね…)」

そう思っていた

出会ってそうそうお互いを探りあっている2人

仲間となり互いを裏切る事になるのだが………

ｰｰｰｰｰｰｰそれは、誰も想像していなかった未来の話