紅き翼を持つ天使Ⅱ－イナズマイレブン－ (ページ45)

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第９５話ページ45

染岡＞舐めやがって！ドラゴン！

豪炎寺＞トルネード！

ﾎﾟｾｲﾄﾞﾝ＞ツナミウォール！

「ドラゴントルネード」は、あっさりと止められた

ボールを豪炎寺の足元に転がし、シュートを打ってこいと挑発する

鬼道＞ボールを渡した事が失敗だと思い知らせてやる。皇帝ペンギン！

豪・一＞２号！

帝国の技「皇帝ペンギン２号」・・・あの３人、いつの間に・・・

でも、それも「ツナミウォール」に止められた

今度は一之瀬の足元に

一之瀬＞なら、これでどうだ！

「ザ・フェニックス」を土門と円堂と３人で打ちに行く

でも、「ギガントウォール」で止められる

一之瀬＞俺達の必殺技が、どれも通用しない！？

紅羽＞ッ・・・！

ディフェンス陣も相手を通すまいと奮闘するけど、止められない

そんな中、少林が足を負傷した

代わりに入ったのは、半田だ

・・・・・私、こんな所で何してんの？

みんなが傷付いて、倒れて・・・

見てるだけしかできないの？

松野と栗松も負傷して、影野と宍戸が入った

さらには染岡まで・・・

目金が珍しく、自分から行くと言い出したけど

すぐに負傷してしまって退場

雷門は、１０人で戦わざるを得なくなった

紅羽＞ッ・・・！

なんとかできるくせに、何もしない

そんな自分が、今は許せない

今だって怖い

自分のせいで誰かが傷付かないかって

だけど

今はそれよりも、このままみんなが傷付いて、倒れて・・・いなくなるんじゃないかって不安の方が、大きい

ｱﾌﾛﾃﾞｨ＞続けるか棄権か。きみが決めるんだ。

円堂〈必殺技が通用しなくても、オレひとりならぶっ倒れるまで戦う！けど、このままじゃ・・・みんな、みんな・・・〉

豪炎寺＞何を迷ってる円堂！

円堂＞豪炎寺！

豪炎寺＞俺は戦う！そう誓ったんだ！

風丸＞豪炎寺の言う通りだ！まさか、俺達のためにと思ってたとしたら、大間違いだ！

鬼道＞最後まで諦めない事を教えてくれたのはお前だろう！

一之瀬＞俺が好きになったお前のサッカーを、見せてくれ！

全員＞円堂！/キャプテン！

円堂〈なんて・・・なんて馬鹿なんだ・・・仲間を理由に諦めようとしていたのは、オレだ。オレ自身だ！まだだ・・・信じてくれる仲間がいる限り、オレは何度でも、立ち上がる！〉

みんなが、また立ち上がる

でもその度に、またみんなが傷付けられていく

春奈＞これ以上見てられません！

秋＞駄目よ、目を逸らしちゃ。

春奈＞でも・・・！

夏未＞みんな必死に戦っているんだから。