梶井さんと紅葉さんが駄弁るだけリターンズ〜暴走する檸檬と紅葉の協奏曲〜

はぜろ！檸檬の冒険団 ページ10

「紅葉さん紅葉さん！」


「……何じゃ、その世界でふしぎを発見しそうな服は」


「うはははっ、良いでしょこれ。宇宙大元帥に買って貰ったんです！お帽子、おベルト、おズボン！」


梶井は冒険家のふくを着ている！


「夏といえば！冒険ですよ！ジャングルの奥地で謎の部族と遭遇したり、超文明の遺跡で黄金の檸檬を発見したり！」


「あー、では勝手にやっておれ」


「何を云っているんですか！この梶井、貴女を一夏の冒険に招待する為に此処に来たんですよ！」


「私は世界の果てまで行く気は無い」


「そんなこと云わずに！貴女と僕の仲じゃないですか！ともだちともだち〜♪」


「いつも以上に暑苦しい気がするのじゃが……」


「ぷぅ。じゃ、一人で行きますよ」


梶井はやたらと大きなリュックサックを背負い、何処かへ去って行った。


それから一月。


「……あの馬鹿、一体何処をほっつき歩いておるのやら」


「只今帰りましたー！」


「いつの間に」


「うわはははははは！この梶井、見事ダンジョンの奥地から宝を見つけましたよ！」


「ほうほう」


「てってれ〜、つ〜き〜の〜い〜し〜」


「そなたは何処へ行ったのじゃ」


「ダンジョンです」


「ダンジョン」


「ダンジョンの中でドロボーしたら危うく店主に殺されかけました」


「店主に」


「紅葉さんも行きます？このビルの8階に入り口ありますけど」


「なにそれこわい」

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ラッキーアイテム

檸檬

ラッキーカラー

あずきいろ

あしたの運勢

顔がでかくて……首が太くて……足が短くて……ちょっとずんぐりむっくりwwな感じぃする、頑丈な体になるのが明日のあなたです。

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