梶井さんと紅葉さんが駄弁るだけリターンズ〜暴走する檸檬と紅葉の協奏曲〜

つくってあそぼ ページ31

此処は梶井の工房。
なんだかいつも以上に檸檬がある。というか、梶井の机の周辺以外すべて檸檬で埋まっている。


「うーん、結構作ったなァ。さて、宇宙大元帥に報告に行くか」


梶井が扉を開けると、廊下に堆く積まれた檸檬爆弾と、檸檬爆弾に埋もれる宇宙大元帥+幹部がいた。


「おや、皆様お揃いで檸檬に埋もれて……この梶井の趣味を理解し真似てくださっているという事か！」


「違うよ、梶井くん。君、一体どれだけの檸檬爆弾を作ったんだい！」


梶井は暫し考えたのち、徐に端末で有名なあの曲を流す。


「この梶井の理念に賛同する者たちに協力してもらって、檸檬爆弾を幾つ作ったかって？――三十五億」


机に腰かけ、ふっとポーズを決める。


「実は四十億超え」


「そんなことを云っている場合じゃ無いよ、梶井君！」


「手前の所為でどこもかしこも檸檬で埋まッてるンだよ！何とかしろ！」


またも梶井は考え込み、こう云い放った。


「じゃ、全部一気に爆破しましょう！前々から、高層ビル全階層を檸檬爆弾で埋めて実験したいと思っていたので丁度良い！あ、それには先ず宇宙大元帥に避難してもらわないと……」


「私等は無視！？」


「それじゃあ困るよ！君の研究室も木っ端微塵になるよ！」


「……其れは困る！では、宇宙大元帥の避難所兼僕の研究所を建設して……」


「「「一回その実験から離れろ！」」」


「……はーい。じゃ、どうしろって云うんですか！爆発させてこその爆弾でしょうが！」


「鴎外殿、何故こやつを途中で止めなかった？」


「なんだか、とっても楽しそうで止めるのが躊躇われて……」


「クエン酸でハイになってる梶井に近寄り難くて……」

魔法少女☆檸檬→←あなたがイニシアチブを取りました

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顔がでかくて……首が太くて……足が短くて……ちょっとずんぐりむっくりwwな感じぃする、頑丈な体になるのが明日のあなたです。

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