71 N.R ページ25
n「紫耀！？どないしたん！！おいッッ＿＿！！」
本当に、物凄く苦しそうに額に汗を滲ませ呻く。指先が真っ白になる程に、強く胸を抑える。
......心臓が、痛いんか＿＿？
ゾワッとした。俺も怖くて怖くて、パニックになってしまう。
h「れ......ッだ、ぃ......ょ、ぶ、ぁ、から＿＿ッッ」
見るからに喋る余裕も無いくせして、無理して絞り出すように俺に言う。
けど俺の中では、
このままじゃ、紫耀が死んでまう＿＿！
そんな、これ以上ない恐怖に駆られて。
ハッとして、病院......救急車ッッと携帯を出そうとした所で、ガシリとその手を掴まれた。
n「紫耀＿＿！？」
h「ッはぁ......はぁッ＿＿ごめん。もう大丈夫だから」
まだ呼吸は乱れているが、さっきのような苦痛落ち着いたようだった。
やけど＿＿
n「大丈夫なわけ、ないやろ......！？お前、やっぱ何か、悪いんか！？」
h「......ほんとに、大した事ないから。こうやってすぐ治まるし」
n「そういう問題やない......！」
紫耀の事を案じるあまり、口調がついついきつくなってしまう。
紫耀の為や......！こうなったら無理にでも、と病院まで連れてこうとした所で、
「平野さん！！永瀬さん！！」
n「ッ清水さん......！！」
さっき別れた彼が、いつの間にかこっちまでずんずんと歩み寄ってきた。
そして、俺が支えている紫耀の腕を、ぐいっと引いて持ち上げる。
h「ッッちょ！清水さん！？やめ＿＿」
紫耀を軽々と担いで、俺に向き直る。そんで紫耀といえば、恥ずかしいみたいでバタつく。
清「永瀬さん。私が責任をもって、平野さんを病院に連れていきますから」
h「ッッ」
n「清水さん、が、なんですか......？いや、俺が、行きます」
清水さんに任せるのは嫌やった。それは、いつも二人一緒におるから。また何か、隠し事させる可能性やって十分高い......！それを危惧して。
清「でも永瀬さん。またこの数時間後には、ロケの仕事が迫っているでしょう？」
n「ッでも、大丈夫です！！俺が！！」
清「でも、現場はここから随分距離が離れた場所ですよね？万が一、間に合わないなんて事になったら、平野さんはそれこそ自分を責めてしまうのではないのでしょうか？」
その言葉に、何も言い返せなくなってしまった。
清水さんの言う通りやった。紫耀の性質を、よぉくわかっとる＿＿
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星楽(プロフ) - セクゾさん» 良いですね！私もあの曲…生で聞きたかったな…いや、キンプリの声を生で聞きたかった… (2019年6月26日 22時) (
レス) id: e5d2e5ce12 (このIDを非表示/違反報告)
ありす(プロフ) - eriさん» ありがとうございます！励みになります！仲間ですね、本当につらいですね...；；諦めずお互い頑張りましょう；；当たると本当にいいですね(；▽；) (2019年6月26日 21時) (レス) id: 5980c14644 (このIDを非表示/違反報告)
ありす(プロフ) - セクゾさん» それは凄いです...；；キンプリちゃんのかっこよく可愛い姿をどうぞ目に焼き付けて来てくださいね(*´艸`*)本当におめでとうございます！ (2019年6月26日 21時) (レス) id: 5980c14644 (このIDを非表示/違反報告)
eri(プロフ) - すごいですね！楽しんできてください。おめでとうございます！ (2019年6月26日 21時) (レス) id: 9688dabebf (このIDを非表示/違反報告)
eri(プロフ) - いつも、楽しく読ませていただいてます。これからの展開が楽しみです！私もチケット、ハズレました…………。転売が多いのはすごく悲しいです。まぁ、復活当選を信じて待ちます！ (2019年6月26日 21時) (レス) id: 9688dabebf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ありす
| 作成日時：2019年5月31日 16時
