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『あなたが思っているよりもよっぽど、チャンミナと付き合っていくのは大変です。
本当、一般人となんて・・・何考えてるんだろ』
呆れたように吐かれた溜め息。
ミンジさんは、さらに言葉を繋ぐ。
『東方神起のチャンミンだから好きなだけじゃないんですか？』
違う。
私は、ちゃんと、チャンミンを・・・
チャンミンを・・・何？
そもそも、付き合ったのも
ユノを忘れるため。
チャンミンを利用したようなものだ。
彼女の言うことには一理ある。
私なんかが、チャンミンを振り回すなんて
・・・そんな権利、ない。
だけど───。
『別れる気はありません』
『・・・』
『私は、チャンミンと一緒にいたいです』
これが、今・・・心から言える本心だ。
交わる視線。
先に逸らしたのはミンジさんだった。
『そうですか。
でも・・・私は遠慮なく奪いにいきます』
そう言うと、スマホを取り出して電話を掛けた。
『帰るから車付けて』
電話の相手・・・マネージャーだろうか。
そう一言だけ告げて、すぐに電話を切った。
荒っぽく鞄を持って立ち上がる彼女を見て、慌てて私も鞄に手を伸ばす。
『あ、お勘定・・・』
『結構です。私が呼び出したので。
じゃあ、また』
お礼を言う隙もないくらいに、足早に去って行った。
'' また ''
その言葉で、再び顔を合わせる事になる・・・
そんな気がした。
ミンジさんが出て行った扉を呆然と見つめる。
チャンミンと、話さないといけない。
・・・会いたい。
お店を出てスマホを開き、チャンミンの名前を押す。
何度か鳴るコール音。
仕事中だろうか。
チャンミンが電話に出ることはなかった。
episode.163 ページ4
『あなたが思っているよりもよっぽど、チャンミナと付き合っていくのは大変です。
本当、一般人となんて・・・何考えてるんだろ』
呆れたように吐かれた溜め息。
ミンジさんは、さらに言葉を繋ぐ。
『東方神起のチャンミンだから好きなだけじゃないんですか？』
違う。
私は、ちゃんと、チャンミンを・・・
チャンミンを・・・何？
そもそも、付き合ったのも
ユノを忘れるため。
チャンミンを利用したようなものだ。
彼女の言うことには一理ある。
私なんかが、チャンミンを振り回すなんて
・・・そんな権利、ない。
だけど───。
『別れる気はありません』
『・・・』
『私は、チャンミンと一緒にいたいです』
これが、今・・・心から言える本心だ。
交わる視線。
先に逸らしたのはミンジさんだった。
『そうですか。
でも・・・私は遠慮なく奪いにいきます』
そう言うと、スマホを取り出して電話を掛けた。
『帰るから車付けて』
電話の相手・・・マネージャーだろうか。
そう一言だけ告げて、すぐに電話を切った。
荒っぽく鞄を持って立ち上がる彼女を見て、慌てて私も鞄に手を伸ばす。
『あ、お勘定・・・』
『結構です。私が呼び出したので。
じゃあ、また』
お礼を言う隙もないくらいに、足早に去って行った。
'' また ''
その言葉で、再び顔を合わせる事になる・・・
そんな気がした。
ミンジさんが出て行った扉を呆然と見つめる。
チャンミンと、話さないといけない。
・・・会いたい。
お店を出てスマホを開き、チャンミンの名前を押す。
何度か鳴るコール音。
仕事中だろうか。
チャンミンが電話に出ることはなかった。
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みえ(プロフ) - 更新してほしいです。 (2019年3月20日 1時) (
レス) id: 7bd0d913fe (このIDを非表示/違反報告)
るい(プロフ) - 初めまして。Lilyさんが描く東方神起の二人、切ないです。続き楽しみにしてます。 (2018年12月8日 16時) (レス) id: 7dc078b1db (このIDを非表示/違反報告)
結菜(プロフ) - 初めまして。一気にシリーズ読ませていただきました！切なくて自然に涙が出てきました...続きを楽しみにしています。 (2018年9月27日 9時) (レス) id: 215455183e (このIDを非表示/違反報告)
ユノシェフ - 家事も忘れ、むさぼるように一気に読みました。早く続きが読みたいです(*≧∀≦*) (2018年2月20日 10時) (レス) id: d5eef77b0d (このIDを非表示/違反報告)
由紀(プロフ) - 続きが読みたいです( ´艸｀) (2018年1月31日 16時) (レス) id: 6001fbc3c9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Lily | 作成日時：2017年11月22日 20時
