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───土曜日。
ついに、やって来た。
''東方神起'' の二人に会う日。
顔を先に見ておこうかと何度も迷ったけれど、
結局、調べるのはやめた。
彼等はプライベートなんだから。
でも、名前くらい聞いておけばよかったかなぁ
と、少し後悔。
今日は一日、美容室やネイルに行って自分磨きをした。
やっぱり、意識してるなぁ・・・
と自嘲気味に苦笑い。
ヒールを鳴らしながら、BARへ向かう。
行くのは久しぶりだ。
先週は私の家、
その前はチャンミンの家だったから、
二週間以上経っている。
約束の時間、21時丁度。
一度、深く深呼吸をしてから、
BARの扉を開けた───。
『いらっしゃい』
いつもの、マスターの落ち着く声と笑顔。
『A』
いつものカウンターではなく、
奥の四人掛けのテーブル席に座るチャンミン。
そして、その向かい。
背を向けて座っていた男性が、
振り返る。
挨拶をしようと、
作った笑顔が、
崩れる。
息が、止まる────。
『───・・・A？』
目を見開いて、私の名前を呼んだ。
信じられない。
これは現実だろうか。
『───・・・ユノ』
ずっと、忘れられなかった人。
ずっと、どこか心の中にいた人。
ずっと、会いたいと思っていた人。
その人が今、
─────目の前に、いる。
episode.34 ページ35
───土曜日。
ついに、やって来た。
''東方神起'' の二人に会う日。
顔を先に見ておこうかと何度も迷ったけれど、
結局、調べるのはやめた。
彼等はプライベートなんだから。
でも、名前くらい聞いておけばよかったかなぁ
と、少し後悔。
今日は一日、美容室やネイルに行って自分磨きをした。
やっぱり、意識してるなぁ・・・
と自嘲気味に苦笑い。
ヒールを鳴らしながら、BARへ向かう。
行くのは久しぶりだ。
先週は私の家、
その前はチャンミンの家だったから、
二週間以上経っている。
約束の時間、21時丁度。
一度、深く深呼吸をしてから、
BARの扉を開けた───。
『いらっしゃい』
いつもの、マスターの落ち着く声と笑顔。
『A』
いつものカウンターではなく、
奥の四人掛けのテーブル席に座るチャンミン。
そして、その向かい。
背を向けて座っていた男性が、
振り返る。
挨拶をしようと、
作った笑顔が、
崩れる。
息が、止まる────。
『───・・・A？』
目を見開いて、私の名前を呼んだ。
信じられない。
これは現実だろうか。
『───・・・ユノ』
ずっと、忘れられなかった人。
ずっと、どこか心の中にいた人。
ずっと、会いたいと思っていた人。
その人が今、
─────目の前に、いる。
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Lily(プロフ) - けこちんさん» こんばんは、コメントありがとうございます！とっても嬉しいお言葉です…泣今後とも読んでいただけると嬉しいです！ (2017年9月24日 1時) (
レス) id: 3030382496 (このIDを非表示/違反報告)
けこちん(プロフ) - Lilyさん、こんばんは。はじめまして。この作品すごく面白いです！ドキドキします。これからの展開もすごく楽しみにしてます♪ (2017年9月23日 21時) (レス) id: 47006d454b (このIDを非表示/違反報告)
Lily(プロフ) - たあさんさん» 初めまして、コメントありがとうございます！なかなかユノ編に辿り着けなくて(笑)もう少々お待ちください。これからも読んでくださると嬉しいです♪ (2017年9月21日 11時) (レス) id: 549d6983a6 (このIDを非表示/違反報告)
たあさん(プロフ) - 初めまして、こんばんは。とっても楽しみに読ませていただいてます！私はチャミペンなんで、チャンミンを応援したくなりますが、コレからのユノとの恋の行方、楽しみにしています！(^-^) (2017年9月21日 4時) (レス) id: 3c91ad79e1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Lily | 作成日時：2017年9月15日 17時
