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ア ル コ ー ル ページ7
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「 すばるくん酔いすぎっ 」
今のわたしには笑って誤魔化すのが精一杯
赤「 酔ってるけど酔ってへん 」
そう 彼は酔ってる
いつだってそうだ
すばるくんがこうやってくるときは
いっつもアルコールを摂取してるとき
さっきはいつもとはちがう なんて
そんなことを思ったけど
なにわたし自惚れちゃってるんだ
「 ほら 寝るよ 」
ひと通り部屋の片付けを済ませると
すばるくんを背中からはがして
すこし空いたスペースに寝るよう促した
すばるくんはおとなしくころんと寝転がって
赤「 A 」
力の入っていない両腕を広げた
きっとおいでっていうことなんだろう
でもここでそのほっそい腕に埋もれたら・・？
なんか負けのような気もする
だからってここですばるくんから離れるのも
なんだか惜しい・・・
赤「 はーよっ 」
そんな格闘をひとりでしていると
さっきまでのすばるくんからは
想像もできない力で腕をぐいっとされて
あっという間にすばるくんの胸の中にいた
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作者名：ストン | 作成日時：2017年5月29日 21時
