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オ 酒 ノ セ イ ページ3
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青「 Aのんでる？ 」
わいわいと大学生かと思わせるほど
楽しそうにのんでいる彼ら
それを眺めていると章ちゃんが
気を使ってかわたしの隣に座った
「 うんっ のんでるよ 」
出会った頃から章ちゃんは
とっても優しかった
にこにこと優しい笑顔でわたしのことを
気にしていてくれた
「 あっ 章ちゃんお酒からっぽ？なにのむ？ 」
章ちゃんの持っていた缶が
軽い音を立ててテーブルに置かれて
わたしは立ち上がろうとすると
青「 わっ あぶないっ 」
不意にくらっと立ちくらみが襲った
そこまでお酒は弱くないつもりだったんだけど
今日はどうやらお酒がよく回ってるみたいで
章ちゃんに支えられてしまった
「 ごめんごめん 」
黒「 A大丈夫？ 」
橙「 珍しいな 水もってくるな 」
「 大丈夫(笑) ちょっと酔っただけ
まるちゃんありがとう 」
みんなが大袈裟に心配してくれるせいで
少し恥ずかしい
わたしは誤魔化すように笑って
まるちゃんから受け取ったお水をひとくちのんだ
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作者名：ストン | 作成日時：2017年5月29日 21時
