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オ 疲 レ 様 ページ19
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それから何時間にもわたる撮影は終わって
楽屋に戻り 帰る支度をしていた
もうすでにメンバーのみんなは
次の仕事のために減っていっていた
この瞬間になんとも言えない寂しさを覚える
基本的にわたしは
全員が揃ったときだけしかお仕事できないから
今日はこれでおしまいだった
テーブルに広げてあったメイク道具をしまって
荷物をまとめて よし 帰ろう
「 お疲れ様でした 」
まわりにいるスタッフさんたちに
挨拶をしながら扉をあけると
すぐそこに すばるくんの姿があった
私服に戻ってマスクとキャップをつける
すばるくんが壁に寄りかかって携帯をいじっていた
えっ
こういう時ってどうすればいいんだろう
「 お疲れ様・・です 」
とりあえずそう言ってみたものの
わたしたちはその・・カップルなわけで
あれ？カップルだよね？
なんかいろいろと考えてたら
わけがわからなくなって
わたしはすばるくんから離れたところで
彼に電話をかけた
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作者名：ストン | 作成日時：2017年5月29日 21時
