好きの鍵 ページ5
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結羽様リクエスト
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「うおー久しぶり」
「おひさー！Aちっさなった？」
「違う、小瀧が大きくなっただけ」
そうかな、と頭のてっぺんをさする小瀧のチャラさは高校生の時とあまり変わりがない。
「Aはちっさなった、あ、未紗は遅れるってー」
高校の時のいわゆる「いつメン」だったわたし達。
小瀧、未紗、神ちゃん、わたし、そして大毅。
神ちゃんは留学に行っているけど、それ以外のメンバーではよく会っている。
今日は、...大毅以外で集合。
小瀧と付き合い出した未紗を買い物に誘ったら何故か小瀧も付いてくることになったのだ。
「今日は何買うん？」
「あー...うーん...」
実を言うと大毅に付き合い始めて一年だから何かプレゼントを買おうと思っている。
だから未紗に付き合ってもらおうと思ったのに、と小瀧を睨む。
「買い物は未紗とするから小瀧は口出さないでよ！」
「はいはい、お前ほんとちっちゃいなあ」
気にも留めないように大きな手のひらが頭の上に載った。
「ちょっと！もう！行動がチャラい！」
「褒め言葉をどーもね」
「褒めてない！」
わいわいとやりあっていると私の携帯が震えた。
「あ、未紗からだ」
「なんて？」
「結構かかりそうだからどっか入っててだって」
「俺には連絡ないのに...」
「残念彼氏さん、どっか入って待ってよ」
「おけ」
並んで歩き出す。
もちろんわたしの頭の中はプレゼントのことでいっぱいだ。
使えるものがいいよね...大学で使うもの。
筆箱とか？高めのボールペンとか？あーでも露骨に使って！って物だと嫌がられるかな。
未だにあまり好みとかがわからないって彼女としてどうなんだ、と頭を抱える。
適当に入った喫茶店でも携帯に首っ引きで「彼氏 プレゼント」で検索をかける。
そんなわたしを向かいで小瀧は呆れたように笑っていた。
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理衣(プロフ) - 浮気？書いてほしいです！ (2018年4月4日 20時) (
レス) id: 17be00a5d4 (このIDを非表示/違反報告)
TTR(プロフ) - この小説も前作も面白いです！消さないでくださいね〜 (2018年3月4日 12時) (レス) id: 7ecb9e6c11 (このIDを非表示/違反報告)
ひな - 楽しみにしてました! しげおか目線で、バレンタインのおはなしが、見たいです。 (2018年2月21日 3時) (レス) id: 981edafabf (このIDを非表示/違反報告)
ri-n-co - 待ってました!!!って感じです(笑)ちょっとSなしげと超あまあまなしげ待ってます◎頑張ってください◎ (2018年2月18日 22時) (レス) id: 36478c26c4 (このIDを非表示/違反報告)
櫻子(プロフ) - 続編すっごく嬉しいです！結ばれるまでのお話を重岡sideで見てみたいです！ (2018年2月17日 19時) (レス) id: a65096bb52 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ましろ
| 作成日時：2018年2月14日 20時
