ノイン・レクレシオス〜宝石の国の６色の生命の奇跡〜

第２２話 ページ24

明世サイド

私達はパレードを楽しんでいた。

咲夜が歌を歌ったり、千奈がマジックをしたりと、おおいに賑わった。

そして、パレードが終わり、私達はスフェールとの別れの時が来てしまった。

すると、

アルクス『お待ちなさいな。』

明世「アルクス！」

東条「どうして、ここに？」

アルクス『ちょっとね。貴方達、生命の六武衆と…希望の三銃士にこれを。』

アルクスは私達生命の六武衆だけでなく、咲夜、洋一先輩、一也先輩にそれぞれの属性の形をした虹色のダイヤモンドが埋め込まれた鍵を差し出した。

アルクス『これは、レインボー洞窟の祠に眠っていた物なの。詳細は分からないのだけど、貴方達なら、この鍵の謎を解き明かしてくれると思ってね。』

金丸「そういうことか。」

咲夜「いいのか？俺達も。」

アルクス『ええ。一部始終、見ていたけど、生命の六武衆をサポートするだけでなく、希望の三銃士として、同等の強さを持っている。だからこそ、貴方達もこの鍵を渡すべきと思ったの。』

倉持「そうか。」

御幸「ありがとうな、アルクス。」

アルクス『では、レクレシオスに幸福あれ。』

そう言うと、アルクスは消えていった。

スフェール「アルクス様…これからも、見守っててくださいね…」

春市「スフェール…」

スフェール「皆さん…シュムックを救っていただき、ホントにありがとうございました！」

沢村「いいってことよ！」

降谷「…スフェール。これからもヴィータを守っていってね。」

スフェール「はい！」

明世「それじゃあ、帰ろうか！ミルキーウェイ・ロード！」

私達の目の前に天の川の道が現れた。

穂波「では、スフェール！」

千鶴「パレード、楽しかったよ！」

明世「元気でね！」

スフェール「はい！皆さんもお元気で！」

こうして、私達はスフェールと別れ、学校へ戻った。

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