ノイン・レクレシオス〜宝石の国の６色の生命の奇跡〜

第１４話 ページ16

咲夜サイド

咲夜「それは、どうかな？」

フェムトン「何？」

俺達はまだ希望を捨ててない！

咲夜「みんな、力を貸してくれよ！希望の光をあの6人に繋げるんだ！」

全「！！うん！」

フェムトン「ふん！今更何になる！ブラック・ダイヤモンド・バースト！」

御幸「倉持！」

倉持「分かってるっつの！」

洋一先輩と一也兄がフェムトンの技を一撃で握り潰した。

フェムトン「何？！」

倉持「驚くのは早いぜ！」

御幸「咲夜！」

咲夜「ああ！天響の女神フォルテよ！我、汝と契約せしもの！我が身に宿り、その力を解放せよ！」

俺はフォルテの力を纏い

咲夜「力を貸して、歌の雫！」

歌の雫を出した。

フェムトン「何？！まだ隠していたのか？！」

咲夜「6人の生命の輝きを散らせはさせない！」

絶対に守り抜くんだ！

咲夜「アマリル・アシスティア・ソング！」

響け！希望の歌声！

咲夜「♪ I'll be your hero I'll be your hero〜」

届け！みんなの心に！

咲夜「♪ いろんな色で染まる 世界で1人で

振り向かなくてもいい 今までの君のまま進めばいいから

諦めないで everyday〜」

すると、みんなの体が光出した。

そして倒れてる6人の体がふわりと浮き上がった。

全「(これなら！)」

フェムトン「このっ！」

鈴音「させないアルよ！スターリング・フレア・ウォール！」

フェムトン「何？！」

穂波「反撃だ！クレッセント・クロス！」

フェムトン「ふん！これでもか！」

そう言ってフェムトンはスフェールを盾にしようとした。

御幸「！！クラッシュ！」

ギリギリで一也兄が技を砕いた。

フェムトン「何！？」

倉持「(今だ！) アマリル・プラント・ストーム！」

千奈「手伝います！イリュージョン・ローズ・バレット！」

フェムトン「小癪な！」

倉持・千奈「うわぁあ！」

お願い。傷ついたみんなを癒したいんだ。

6人の道しるべになってやりたいんだ。

咲夜「(お願い！俺にその力があるなら！)」

すると、歌の雫の輝きが増した。

咲夜「♪ 君だけのためのhero どんな日も側にいるよ〜」

そして

倉持「す、スゲェ」

千奈「ボロボロだった傷が、一瞬で」

2人の傷を一瞬で癒した。

フェムトン「調子に乗るなぁ！」

全「わぁあ！」

なんとか踏み止まり歌を奏で続ける。

咲夜「(今歌を止めるわけにはっ！)」

フェムトン「死ねぇえ！！」

全「っ！！(しまった！)」

次の瞬間、後ろの方で６つの生命の光のオーラが溢れ出す感覚がした。

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