ノイン・レクレシオス〜音楽の国の２人の女神〜

第１４話 ページ16

明世サイド

ヴェンティ「まさか、ここまでとはな…だが、我の真の姿の前にはそれも無力だ！」

すると、ヴェンティの身体から闇のオーラが溢れ出し、やがて、ヴェンティの身体を包む。

闇が消えると、漆黒の悪魔に姿を変えた。

ヴェンティ「これが、我の真の姿…戦慄の悪魔ヴェンティだ！」

明世「あれが、ヴェンティの本当の姿…！」

ヴェンティ「まずは、これを受けるがいい！」

ヴェンティは大きく息を吸い…

キュアアアアッと咆哮を響かせる。

だけど、これって、まさか！

咲夜「ぐっ…！今のでイヤホンが壊れたか…！」

東条「ひょっとして…爆音波…！？」

倉持「つっ…！なんて、威力だよ…！」

爆音波が止むと…

ヴェンティ「さぁ…覚悟はいいか？」

ヴェンティは闇のクラリネットを構え、吹き始めた。

すると、辺りが崩れ始めた。

明世「これは、苦しみの旋律じゃない…破壊の旋律！？」

その時、瓦礫がアコールとスオーノに襲い掛かる。

明世「アコール！」

咲夜「スオーノ！」

私と咲夜はアコールとスオーノを助けた。

アコール「ありがとうございます。」

スオーノ「！！明世さん、咲夜さん、後ろ！」

後ろを振り返れば、ヴェンティが。

ヴェンティ「まずは、貴様等からだ！」

明世「咲夜！」

私は咲夜、アコール、スオーノを守ろうとするが…

明世「うあああっ！」

背中を斬られてしまった…

そのせいか、意識が遠退いてしまった…

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