第10話 ページ12
咲夜サイド
俺達は希望の大聖堂の大広間に来た。
そこには祭壇らしきものがあり、そこで銀髪のポニーテールに、藍色のドレスを着た女性がピアノを弾いていた。
?「来たか...希望の旋律と歌声を奏でし者よ」
咲夜「貴方は?」
?「私は天響の女神フォルテ。お前を待っていた」
スオーノ「天響の女神フォルテ...天響の双神の1人ですか」
倉持「スオーノ、知ってんのか?」
スオーノ「このミュージアムは昔から天響の双神に守られてきましたから」
フォルテ「その1人が私ってことだ」
御幸「なるほどな」
フォルテ「そういえばお前達の名を聞いていなかったな」
俺達はフォルテに自己紹介をした。
すると、フォルテは俺の方にやって来た。
フォルテ「咲夜。お前は私の力をどう使う?」
そんなの決まってる。
咲夜「希望の母神として希望と癒しと力を歌に、音に載せて届けるのが俺がやり遂げたいこと。俺の歌で、音でみんなを、誰かを助けたい!心に希望の光を灯したい!」
フォルテ「…合格だ。さぁ、祭壇へ!」
俺は祭壇の真ん中に立った。
フォルテ「我、天響の女神フォルテ。希望の母神に加護を与え、新たな力となれ!」
すると、目の前にト音記号の刻印が刻まれた三日月のダイヤモンドのペンダントが現れた。
フォルテ「それが私との契約の証だ。あと、これをお前に託す」
そう言ってフォルテは俺のレクレシオスブローチに触れた。
するとレクレシオスブローチが淡く光った。
フォルテ「今、お前にナイトピアノを託した。希望の旋律を力に変えるものだ。受け取ってくれ」
咲夜「サンキュー!」
フォルテ「それと、これも...」
フォルテが出したのは三日月とト音記号の刻まれた雫の形をしたサファイアだった。
フォルテ「それは歌の雫。歌を奏でるお前にしか使えない物だ」
咲夜「フォルテ、ありがとな!」
フォルテ「咲夜、皆も。ミュージアムを、頼むな」
そう言うとフォルテは消えていった。
鈴音「新たな力アルね!」
穂波「これならヴェンティを!」
アスティ「止められる!」
御幸「そろそろお城に戻るか」
スオーノ「はい!ヴェンティを止めないと!」
咲夜「よし!行くぞ!」
俺達は希望の大聖堂を出て、城へ向かった。
向かってる途中...
咲夜「あ!明世達だ!」
城に向かう明世達を発見。
咲夜「おーい!明世ー!みんなー!」
声をかけると
明世「咲夜!千鶴達も!無事だったんだね!」
俺達に気づいたようで、ようやく合流できた。
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カノ(プロフ) - 完結しましたね!本編での活躍がものすごく気になりますね!これからも頑張ってね! (2017年10月10日 21時) (レス) id: 3df295417f (このIDを非表示/違反報告)
カノ(プロフ) - ワクワクしてきたよ、続きが気になりますね!これからも頑張ってね! (2017年10月7日 13時) (レス) id: 3df295417f (このIDを非表示/違反報告)
カノ(プロフ) - 続きがものすごくワクワクしてきたアルヨ、これからも頑張ってね! (2017年10月6日 21時) (レス) id: 3df295417f (このIDを非表示/違反報告)
カノ(プロフ) - ものすごくワクワクしてきたアルヨ、これからも頑張ってね!続きがものすごく楽しみだよ♪ (2017年10月6日 18時) (レス) id: 3df295417f (このIDを非表示/違反報告)
カノ(プロフ) - ワクワクしてきたよ、これからも頑張ってね!ものすごく気になりますね! (2017年10月6日 0時) (レス) id: 3df295417f (このIDを非表示/違反報告)
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