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『錆兎君、今日任務どうだった?』
「いつもと変わらずだ」
『へえ・・・・・・まあ、変わったりしたら怖いけどね』
今日も今日とて変わらずな錆兎君は私の髪に付いている髪飾りを弄んでいる錆兎君。
これはずっと前に錆兎が贈ってくれたもの。
大切に使っているせいか全く壊れる素振りがない。
「うどん、二杯お待ち」
『あ、美味しそう・・・』
「ここのうどんは美味いからな」
二人で「いただきます」をし、割り箸を割った。
屋台でご飯を食べるって初めてだったけど、また機会があったら二人で食べに行きたいと思うほど美味しかった。
『ごちそうさまでした』
「ごちそうさま」
お会計をしうどん屋から離れる。
時刻は八時をまわっているのにもかかわらず大通りには人がごった返していた。
「帰るか」
『それもそうだね。だけどその前に・・・・・・
お兄さん、私と一緒にお茶しませんか?』
錆兎君がさっき私にナンパしたのでそのお返しだ。
豪華なことに手を添えて。
それを受けた錆兎君はポカンとした顔を下が直ぐに微笑んで私の手をとった。
「じゃあ・・・・・・行ってやるよ」
『素直じゃないなー』
私たちは互いに手を取り人混みの中に消えた。
せっかく会えたんだもの、すぐ帰るじゃ物足りないよ。
_________Fin ナンパ師はお好きですか
ソルト
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Nami - 面白かったです!絡み酒の錆兎と眠り姫錆兎良かったです♪(笑) (2023年3月18日 15時) (レス) @page19 id: 7f8b02d024 (このIDを非表示/違反報告)
ぼたん(プロフ) - りんごさん» うふふふふふふ、コメントありがとうございます!こちらの作品はソルトが前から作りたかったものだそうです........ちょっと妄想とか欲望が入り混じってる作品となっております!お楽しみ頂けて幸いです! (2019年8月28日 9時) (レス) id: 36d13d1caf (このIDを非表示/違反報告)
りんご - グホ))吐血 あ、なんだろ、口からケチャップが)) こっちもヤバいっすね← (2019年8月28日 8時) (レス) id: c1cb18ccbd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ぼたん | 作成日時:2019年8月26日 20時