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『・・・・・・は?』



「・・・・・・ですよね・・・」



炭治郎に連れてこられたのは、どこかの広場。




広場と言っても公園でも空き地という訳でもなくないここだけ木が生えていないという所。




そんな所にガラスのケースがポツンと置いてある。





いやガラスの棺桶かもしれない。





その棺桶には沢山の色とりどりな花々と





『錆兎君・・・・・』





がはいっていた。





豪華なことに錆兎君は可愛らしい " ドレス " を着ている。





わあ、私とお揃いだね。





「Aさん可愛い!結婚してください!」




『わあーありがとう。ところで、なんで私たちはこんな所にいるんだろうね・・・誰か分かる?』




「すみません・・・わからないです」




『謝るなって!この意味わかんない状況から脱出しようね!』




「はい!」




元気な返事をした炭治郎に微笑み、私の腰に抱きつく善逸の背中辺りを肘で打つ。






下で「ゔっ、」と聞こえたが、私は知らないふり。






アンタには禰豆子がいるでしょうが。






『さて・・・・・・・・・。ここから出たいのですが、ここは一体どこなのかな。最近はやりの "○○しなきゃ出られない血鬼術 " 的なやつかな?』




最近、よく見かけるよね。 ○○系のやつ。




ユーモアがあって素敵だし考えた人天才だと思うよ。




「俺、ここから出る方法知ってるぞ」




『お、やるじゃん伊之助!かまぼこ隊の名は伊達じゃないね!』




さっきまで黙っていた伊之助が口を開いた。





なんと彼はここの脱出方法を知ってるとの事。




『教えて、伊之助』




「俺様と勝負するんならいいぜ」




『稽古と言いな、稽古と。・・・ま、そのくらいならしてあげられるよ。私も偶には稽古しなきゃね』




「じゃあ、こっちこい」





伊之助は柱に敬語を使わない。




それに文句を言うやつはいるけど、私は面白いので特に気にしてはいない。









こっちこいって言われたけど、ただ錆兎君の前まで案内されただけ。





伊之助は、お姫様の様に眠っている錆兎君を指さしているだけ。






まさかとは言わないけどさ





『私が錆兎君にするとかないよね』




「分かってんじゃねえか」




『伊之助が接吻(キス)しなよ。君の顔が可愛らしいの知ってるんだよ』




ねむり姫とか冗談じゃないよ。




そんなおとぎ話やってる暇なんてないんだから・・・

=→←眠りの森の王子様



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Nami - 面白かったです!絡み酒の錆兎と眠り姫錆兎良かったです♪(笑) (2023年3月18日 15時) (レス) @page19 id: 7f8b02d024 (このIDを非表示/違反報告)
ぼたん(プロフ) - りんごさん» うふふふふふふ、コメントありがとうございます!こちらの作品はソルトが前から作りたかったものだそうです........ちょっと妄想とか欲望が入り混じってる作品となっております!お楽しみ頂けて幸いです! (2019年8月28日 9時) (レス) id: 36d13d1caf (このIDを非表示/違反報告)
りんご - グホ))吐血 あ、なんだろ、口からケチャップが)) こっちもヤバいっすね← (2019年8月28日 8時) (レス) id: c1cb18ccbd (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ぼたん | 作成日時:2019年8月26日 20時

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