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「じゃあ、あの神社に連れて行って正解だったな!」


『あんたのせいで、私は血を大量に消費したんですが』


「祭りの神に免じてな!じゃ、俺は帰るぜ」




なんかよく分からない事で丸め込まれた私。





反論する暇もなく宇髄はこの屋敷から出ていった。




それに続いて、しのぶちゃん、蜜璃ちゃん、真菰ちゃん、義勇君が出ていった。




いや、逃げたの方が正しいのかもしれないけど。






「・・・・・・・・・」


『・・・・・・・・・・』




ほら、いきなりみんな居なくなったから気まずくなっちゃったよ!




どうすればいいの!?これ!?




『え、えと・・・・・・錆兎君』



「あ、あぁ・・・」



『いや、その、あの、はい・・・』




どうしよう、人との喋り方を忘れた。




でもそれは、錆兎君も一緒の様で彼もしどろもどろになっている。




「・・・・・・今から言うことは独り言だからな」


『・・・さ・・・』


「悪かったな」


『・・・・・・!』


錆兎君はそっぽを向きながらボソリと呟いた。



そっぽを向いた青い目はどこか恥ずかしそうにしている。



『・・・私も独り言、言うけど気にしないで』



「・・・・・・」



『ごめんね』



なんとなく錆兎君の顔が見れず、俯く私。



気恥しいってやつかな。



多分彼も同じ感覚なんだろうって思う。




「・・・・・・傷、手当するから見せてくれ」



『・・・・・・ありがとう』



これは仲直りできたって事でいいのかな。



その結果は、私たちだけが知っていたり、




神のみぞ知る




ってことかもしれない。







___翌日___



「なんで錆兎とAは喧嘩したの」


『・・・・・・鱗滝さんは、かっこいいか、可愛いか』


「・・・・・・・・・、私はどっちもだと思うよ」


『真菰ちゃん・・・・・・お嫁においで』



_______________ Fin 縁結び
ぼたん

眠りの森の王子様→←=



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Nami - 面白かったです!絡み酒の錆兎と眠り姫錆兎良かったです♪(笑) (2023年3月18日 15時) (レス) @page19 id: 7f8b02d024 (このIDを非表示/違反報告)
ぼたん(プロフ) - りんごさん» うふふふふふふ、コメントありがとうございます!こちらの作品はソルトが前から作りたかったものだそうです........ちょっと妄想とか欲望が入り混じってる作品となっております!お楽しみ頂けて幸いです! (2019年8月28日 9時) (レス) id: 36d13d1caf (このIDを非表示/違反報告)
りんご - グホ))吐血 あ、なんだろ、口からケチャップが)) こっちもヤバいっすね← (2019年8月28日 8時) (レス) id: c1cb18ccbd (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ぼたん | 作成日時:2019年8月26日 20時

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