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「ド派手に崩れたが・・・・・・おお、ド派手に怪我してるな」
『ゔるせぇ" よ』
この人心配してるの?
この、
・・・・・・でも、まあ気にされても気持ち悪いからいいや。
「とりあえず、Aさんをこの神社から遠いところに運んであげてください」
しのぶちゃんの支持によりこの場から離れる事になった。
「ここら辺で大丈夫か」
「さあ、Aさん。話してみてください」
錆兎君に抱えられ着いたのは・・・・・・錆兎君ホーム。
いや、まあ私の家でもあるんだけどね。
なんでここかっていうのは、錆兎君の屋敷が一番近かったから。
『・・・?』
何を話せばいいんだろう。
「今思ってる事でいいですよ」
あ。私の考えが伝わったみたい。
そんなしのぶちゃんは神様かな。
『しのぶちゃんは神様です』
あ、喋れた。
『あああ!喋れる!喋れる、やった、自由って素敵!喋れる!喋れるよ、錆兎君!いやったあ!宇髄コノヤロー!』
「Aちゃん、マナーモードよ」
『はい』
優しく天使な蜜璃ちゃんに諭され一気に口を紡ぐ私。
さすがにうるさかったかな。
「恐らくAさんがかかったのは "バチ" ですね」
『バチ?』
私がうるさいのにもかかわらず、スルースキルを使ってくれるしのぶちゃん。
スルーもまた愛情表現のひとつかな。
そうじゃなかったら悲しいね()
「なんだそれって顔してますね。今から説明します。」
私が分からなそうに首を傾げたからなのか、しのぶちゃんは私に教えてくれるという。
いや、バチは分かるよ。神様の罰みたいなやつね。
「あなたがた・・・鱗滝さんもですね。あなた達がケンカをしたのは神社です。簡単に言ってしまえば
" 神社で喧嘩をしたならバチが当たって当然です "
ということです。」
ニコッと微笑んでしのぶちゃんは私たちに言い放った。
その笑顔に少し肝が冷えた。
「Aちゃん達が喧嘩をした神社は " 縁結び " の神社だったらしいのよ!」
次に蜜璃ちゃんがニコリと笑って私たちにその真実を告げた。
「縁結びの神様の前で恋仲が喧嘩をしたらバチが当たるのは当然だね、納得」
真菰ちゃんの純粋な一言で私の心は折れた。
真菰ちゃんやめて・・・そんな可愛い笑顔で言わないで・・・
義勇君・・・それに頷かないで・・・・・・
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Nami - 面白かったです!絡み酒の錆兎と眠り姫錆兎良かったです♪(笑) (2023年3月18日 15時) (レス) @page19 id: 7f8b02d024 (このIDを非表示/違反報告)
ぼたん(プロフ) - りんごさん» うふふふふふふ、コメントありがとうございます!こちらの作品はソルトが前から作りたかったものだそうです........ちょっと妄想とか欲望が入り混じってる作品となっております!お楽しみ頂けて幸いです! (2019年8月28日 9時) (レス) id: 36d13d1caf (このIDを非表示/違反報告)
りんご - グホ))吐血 あ、なんだろ、口からケチャップが)) こっちもヤバいっすね← (2019年8月28日 8時) (レス) id: c1cb18ccbd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ぼたん | 作成日時:2019年8月26日 20時