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152 hikaru side ページ9

伊野尾の言うその場所は…









「…えっ、俺らが働いてた場所じゃん」


伊野尾「…うん。そして…俺とAが昔出会った場所」


「…それって…まさか…」


伊野尾「…光には話しただろ?奏衣の幼なじみの話。
俺がAに一目惚れした場所だよ。
彼女はここでじっと海を見つめてた」









真夜中のドライブって言えば聞こえはいいんだろう
でも、ドライブって言うほど楽しいものではなかった






車内は恐ろしいほど悲しみに包まれた場所になっていた









大ちゃんよりも先に着いた俺ら








「…声、かけなくていいのか?」


伊野尾「…………」









すぐ目の前にいる彼女を引き寄せればいいのに
伊野尾はそれをしようとはしなかった









大ちゃんが来るのを今か今かと待っているかのようにじっと見つめてた









朝日が昇るその瞬間
大ちゃんは俺らがいることなんて気にも止めず、
彼女を抱き寄せた









遠くから見つめてた伊野尾
Aが振り向き、大ちゃんの胸にすっぽりとはまった時…









伊野尾「…光、行こっか」


「…えっ。でっ、でも…」


伊野尾「…いいんだよ、これで。」









朝日に背を向けて歩く伊野尾
それを追いかける俺









伊野尾が泣いているって分かったから
だから、俺はなにも言えないまま









「…いいんだよな。じゃあ行くぞ?」









アクセルを踏み、その場所を後にした

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設定タグ:Hey!Say!JUMP , 伊野尾慧、有岡大貴 , Hey!Say!BEST   
作品ジャンル:恋愛
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はるこ(プロフ) - すごいいいお話で泣いちゃいました。ほんとにありがとうございます! もしよかったらこのお話の続編読みたいです、、。少しでもいいのでお願いします。わがまますみません、、、。これからも更新楽しみにしてます! (2019年7月30日 19時) (レス) id: 7c04abead6 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - るんさん» ありがとうございます! 更新頑張ります☆ (2017年11月10日 16時) (レス) id: c9564d30a8 (このIDを非表示/違反報告)
るん - どうなるのかな!?また更新楽しみに待ってます☆ (2017年11月9日 22時) (レス) id: af361dae23 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 杏樹さん» ありがとうございます!更新ペース遅いですが、最後までお付き合いくださいね!コメント頂いたおかげでかなりやる気になりました!!! (2017年10月24日 23時) (レス) id: c9564d30a8 (このIDを非表示/違反報告)
杏樹(プロフ) - ほんっとにおもしろいです!展開がよめなくてドキドキさせられます!!更新楽しみに待ってます!! (2017年10月23日 20時) (レス) id: 6c8d85bcc1 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2017年10月19日 13時

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