A beloved person... Kei.I×Daiki.A (ページ3)

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歩いて行くとそこにたどり着いた。

ピンポーン

インターフォンをならすと出てきたのは若い男の人だった。

？「あっ、バイトの子？」

「…はい。そうです！今日からお世話になります。」

？「俺、薮宏太！3年生だよ！
一応ここではリーダーしてます。
よろしくね？」

背は高く顔は小さい。
ふにゃっとした笑顔。

うん、イケメンの部類だ。

薮「…えっと、俺の顔になんかついてる？」

ふにゃっとした笑顔をまたこちらに向けていた。

「…いえっ。こちらこそよろしくお願いします。」

薮「まあ、立ち話もあれだから中入ろっか？
荷物持つよ」

ここら辺で有名なホテルだった。

ここのホテルは夏になると海の家も経営してるらしい。

年寄りがやるよりも若い子が売っていた方が売れるだろうと言うホテルのオーナーの意向により、

毎年のようにインターンみたいなバイト募集をした。

そこに梨華の彼氏八乙女光と私、あともう１人。

大学から電車で1時間半のこのリゾート地へ足を運んだ。

薮「みんなー！
新しいバイトの子きたから集合して！」

彼の声によりちらちらといた人たちは集まってきた。

キョロキョロ見渡しても見当たらない梨華と光の姿。

？「光と梨華ちゃんならもーすぐくるよ？」

いきなり声をかけられ驚いていると、声の主はこちらへ歩いてきた。